フライフィッシングであそぶ

養沢毛鉤専用釣場WEBサイト担当者ブログ
7日のハッチ

ー オオクママダラとオナシカワゲラ ー

 

7日の午後、ハッチしている虫を探しに事務所下に降りてみました。

飛んでいる虫は少ないものの、蜘蛛の巣にオオクママダラが掛かっていました。動いていて掛かったばかり・・ということは、飛んでいる可能性があります。

見にくいですが写真のほぼ真ん中にいます。

 

急いで車に虫取り編みを取りに行って、最初に捕まえたのはオナシカワゲラでした。

羽に模様があるタイプで、全長は15ミリほど。

フサオナシカワゲラの一種でしょうか。

 

次はオオクママダラのスピナー、卵塊を抱えたメスですね。

瀬の上を上下に飛びながら、時々水面にタッチして卵を落とします。

 

黄色っぽいカワゲラは、ミドリカワゲラの一種のようです。

全長は1センチほどの小さなカワゲラです。

 

そしてこれはマエグロヒメフタオのスピナー、産卵を終えたメスでしょうか。

体長は15ミリ弱、今年は数が少ないです。

 

これもオオクママダラのスピナーです。

ボディが短くテール3本、スピナーは翅の前縁が褐色です。

オオクママダラは水面羽化のため、フローティングニンフも外せません。

 

そしてガガンボ、すごい数がいます。

全長7〜8ミリのウスバガガンボでしょうか。

ガガンボはアダルトだけでなく、水中から浮き上がるイマージャー、産卵期のクラスター(塊)も見逃せませんね。

 

虫を捕まえているとき、釣り人から「何が採れますか?」と声をかけられました。

オオクママダラ・・とネットの虫を見せると「こんなに大きい?!」と驚き、「事務所下では#20以下を沈めないと釣れない」と言っていました。

確かにそうですね。事務所下は釣り人のプレッシャーで多くの人が使うサイズにはスレています。それに、放流されて間もない魚は水面の餌には反応しにくいこともあります。

でも、この日事務所下では水面がらみのライズが頻発していて、あきらかにハッチする虫を食べている魚もいたのです。

 

フライフィッシングは、ただ単にたくさん釣ることより「なぜ釣れたか」を理解し「どうやって釣りたいか」に繋げることで面白さが倍増すると思います。

釣れた理由を知るためにハッチを知り、水生昆虫を調べ、季節や水温を知る。キャスティングを磨き、使いやすいタックルを求め、魚の都合にどこまで合わせられるかを探るわけです。

知れば知るほど難しくなる、やればやるほど深くなるのがフライフィッシングですね。

 

| ハッチ情報 | 00:01 | - | - |
ハッチの様子

ー 冷え込みか増水か ー

 

30日の土曜日養沢でハッチした虫を探してみました。

天気は曇り、お昼の気温5℃、事務所下の水温8℃でした。

 

事務所下は全然虫が飛んでいなくてやっとメイフライを見つけました。

マエグロヒメフタオカゲロウ・ダンです。

目が丸く大きいのでオスのようです。

 

これはそのマエグロヒメフタオの抜け殻、写真の真ん中、水面から少し上がったところに2つ並んでいます。

岸際の岩によじ登ってハッチするので、抜け殻を探せばハッチの様子が分かります。

 

こっちはガガンボ。

見にくいですが、写真のほぼ真ん中に2匹縦に並んでいます。

大きさは1センチ弱、見るからにか弱そうです。

 

次は1センチほどの小さなカディス。

素早く動き回ってやっと撮れました。

ヒロアタマナガレトビケラでしょうか。

 

これも1センチほどの小さな虫。

クロカワゲラかと思いましたが、オナシカワゲラのようです。

オナシカワゲラは養沢の春にたくさんハッチし、大きさ、色の違うものが何種類かいます。

 

3月の養沢で最も見かけるトビイロカゲロウが1匹もいなかったのが不思議です。例年ならこの時期はスピナーフォールの真っ最中で、岸際の水たまりにはスペントがたくさん浮いているはずです。

冷え込みで中断してしまったのか、それともハッチの始まりに増水があったことが影響しているんでしょうか。

いずれにしても春の風物詩が見られなくて残念でした。

 

| ハッチ情報 | 00:01 | - | - |
今週ヤマメを狙うポイント

ー クロツツトビケラを演出する ー

 

クロツツトビケラは体長7〜8ミリのトビケラ(カディス)で、養沢ではちょうどこの時期に集中ハッチします。

水中の筒巣から抜け出したアダルトは、このような岩を伝って水面に上がります。

水面に出たアダルトは、岩から岩へ水面を滑って移動します。

水面を滑ると言えば、ヒゲナガのフラッタリングやスキッタリングが有名ですが、まさにそんな感じです。

 

木和田平駐車場下の対岸にあるこの窪み、ここを良く見ていると小さな虫が水面を左右に移動するのがわかります。

ヤマメが定位しれいれば追いかけて捕食するはずです。

 

今週のヤマメ狙いは、水中から顔を出した岩や石の近く、これがヒントだと思います。

フライはダーク系の#20〜#24、瀬ならナチュラルドリフト、緩いポイントなら魚の直前で意図的にドラグをかけても効きます。

ヤマメを見つけてから狙うと効果的です。

 

この時期ヤマメは、釣法を選ばずに釣れる事が多いですが、釣れる根拠を理解し、狙って釣ることで満足度はさらに上がると思います。

バッジ狙いの方、ぜひやってみてください。

 

| ハッチ情報 | 00:01 | - | - |
自販機のメイフライ

ー 昨日のようざわ便り ー

 

昨日の「ようざわ便り」に掲載されていたメイフライの写真。

フタスジモンカゲロウ、メスのダンです。

 

フタスジ・・は、体長が2センチもある大型のメイフライで、自販機に止まっていることも多いです。

特徴は、クリームボディに斜めストライプ、胸はオレンジ、テールは3本です。

ダン(亜成虫)は写真のように翅もクリーム色で、脱皮してスピナー(成虫)になると翅は透明、テールが長くなります。

モンカゲロウのように集中ハッチはせず、養沢では6月頃から10月頃まで見られます。

ハッチは、夕方から夜にかけて岸際の草や岩によじ登って行いますが、中には流下しながら水面でハッチするものもいて、ハッチが少ない真夏には魚の良い餌になっていると思われます。

(イブニングのストマックはほとんど採っていないので、どれぐらい食べられているか不明です・・)

 

暑い日がまだまだ続きます。

日中を避けてイブニングに集中するなら、大型のドライフライは一つは持っていたいパターンですね。

 

| ハッチ情報 | 00:01 | - | - |
昨日のメイフライ

ー ようざわ便りのメイフライ ー

 

昨日午前中の「ようざわ便り」に掲載された自販機のメイフライ。

これはミドリタニガワカゲロウ、メスのダンです。

体長は約1センチ、テール2本、翅の前縁が黄緑色です。

水底で脱皮してダンの状態で浮上するので、ハッチを見かけたらイマージャー風ウェットも良いですね。

 

こっちはチラカゲロウ。

養沢では6月頃から10月頃まで見られます。

体長は2センチ弱、テール2本、チョコレート色のボディにクリーム色の肢が見分けるポイントです。

 

でも、岸際の岩によじ登って羽化するため、思ったほど魚には食べられていません。

岩についた抜け殻。

 

最後は小さいメイフライがたくさん。

6〜7ミリの小さなメイフライはミヤマタニガワの一種でしょうか。

コカゲロウやアカマダラなども見られます。

 

自販機のメイフライは、夜灯火に集まり、日が高くなるにつれ木陰などに移動します。

見つけるなら朝のうちですね。

 

| ハッチ情報 | 00:01 | - | - |
エルモンヒラタカゲロウ

ー 今年は早めです ー

 

10日に見かけたエルモンヒラタカゲロウのダン。

翅の根元にL字模様があり、メスはグリーンのお腹が特徴です。

 

今年は急に暖かくなったせいで、例年通りのオオクママダラやエルモンヒラタの他、4月下旬から姿を見せるはずのモンカゲロウもハッチを始めています。

一方で、魚の活性が今一つなのは、水温が高めで推移していることが影響しているのかもしれません。

水が減りつつあるので、このあたりで一雨欲しいところですね。

 

| ハッチ情報 | 00:01 | - | - |
フワフワ飛ぶか弱いやつ

ー ガガンボ ー

 

3月、4月の養沢で外せないパターン、ガガンボです。

詳しい種類は分かりませんが、フックサイズは#18くらいでしょうか。

 

水面上をフワフワと飛んで、魚が飛びつくシーンも見られます。

 

一見すると栄養になりそうもないんですけど、なぜか魚はガガンボに夢中になります。

水中から浮上するイマージャーや水面から飛び立つアダルト、交尾中のクラスターなど、魚にとって魅惑的な動きをするからでしょうね。

日が陰ったあと、木陰や橋の下などで群飛しているのをよく見かけます。ちょっと観察すれば、サイズ、飛び方など釣りのヒントがたくさん隠れているんじゃないでしょうか。

 

| ハッチ情報 | 00:01 | - | - |
ナミヒラタのハッチ

ー これは例年通り ー

 

養沢でシーズン最初にハッチする大型のメイフライ、ナミヒラタカゲロウです。

フックサイズなら#14以上です。

 

特徴的なのは翅で、虎模様のようなストライプが入っています。

羽化したばかりのダン(亜成虫)、オスです。

 

この時季にバシャッ!という派手なライズを見かけたら、このナミヒラタを疑ってください。

浮上途中のイマージャーならウェットフライ、水面に現れたダンならドライフライで対応できます。

養沢では3月いっぱいハッチします。

 

| ハッチ情報 | 00:01 | - | - |
自販機のハッチチャート

ー この時期は自販機 ー

 

この時期にハッチするメイフライは、夜間の外灯に集まる傾向があります。

事務所の自販機もそのひとつで、曇りや雨なら日中でも確認できます。

 

今の時期に多いのがアカマダラ、これはメスのダンです。

体長は6〜7ミリほど、赤っぽいボディに白っぽい脚、3本テールが特徴です。

水面羽化なので、フローティングニンフも効きます。

 

こっちは同じメスのアカマダラでもスピナーですね。

ダンが脱皮してスピナーになると、翅が透明になって、テールが長くなります。

 

これはミヤマタニガワの一種でしょうか。

体長は5ミリほど、テール2本、2トーンのボディが特徴的です。

目が大きいのでオスのようです。

人差し指と比べるとこの大きさです。

 

これはミドリタニガワ、メスのスピナーです。

体長は1センチほど、黄緑色のボディが特徴的です。

卵塊を抱えていますね。

 

次は神谷の遠藤商店の自販機。

フタスジモンカゲロウ(メス)がいました。

テールは3本、クリーム色に斜めのストライプボディが特徴的で、体長は2センチ近くもある大型のメイフライです。

ダンから脱皮したばかりのスピナーのようです。

 

こっちはメスのダンで、スピナーに比べると翅の透明感が少なく、テールが短めです。

フタスジ・・は、モンカゲロウのように短期間に集中ハッチしないので、養沢では10月上旬頃まで見られます。

岸際の岩や草などによじ登って羽化するタイプが多いため、魚に食べられる可能性はあまり高くないようで、ストマックから出てくることは希です。

増水の予知能力があるのか、台風前などにたくさんハッチしているのを良く見かけます。

 

放流直後は別として、この時期はニジマスでさえも水面のフライにデリケートになります。食べているものがアカマダラやミヤマタニガワなど小さいメイフライが中心になり、ヒメシロカゲロウのように体長が3ミリほどのものも見分けているからです。また、蟻やオドリバエ、小さな甲虫など黒っぽいものが多いのも特徴です。

 

| ハッチ情報 | 00:03 | - | - |
虫を知るきっかけに

ー まずは1種類を覚える ー

 

養沢は春のハッチが賑やかです。

水生昆虫が覚えられないという方に、この時期にしかできない簡単な覚え方を紹介します。

 

まず、今年3月に撮った下の写真3つを、何となくでも頭に入れてください。

一つ目はオナシカワゲラ。春の養沢にたくさんいるストーンフライです。

体長1.5cnほどで、尾が極端に短く翅に隠れています。

翅の模様も特徴的です。

飛んでいると、4枚の翅が見えるのでカゲロウ(メイフライ)と見分けられます。

 

二つ目はトゲトビイロカゲロウのダン(亜成虫)です。

ダンは水中のニンフから脱皮した状態です。

体長は1cmほど、翅は薄茶で半透明、赤茶のボディは細く、3本のテールがあります。

岸際の浅いところでハッチするので、岸際から飛び立ちます。

 

三つ目は上(トゲトビイロカゲロウ)のスピナー(成虫)です。

ダンが陸上で脱皮してスピナーになります。

オスとメスで多少違いますが、基本的にこの雰囲気です。

翅は透明で先端だけ薄い茶色になっています。

岸際で水面から1〜2mの高さで群飛しているので、見つけやすいです。

 

この3つは桜が咲く頃までたくさん見られるので、川で捕まえるなりして、まずは1種類を覚えてみましょう。その場で判断出来なければフライボックスの片隅に入れて持ち帰っても良いですね。

そうして1種類ずつ積み重ねていくと、早ければ1シーズン、ゆっくりでも数年でフライフィッシングに関係が深い種類は一通り分かるようになります。

 

※養沢はシーズンを通して水生昆虫がハッチしていますが、この時期は種類が少なく数が多いので、探したい種類に遭遇する確率が高いです。

シーズンを通した養沢のハッチは、WEBサイトの「ハッチ情報」に掲載してあります。参考にしてください。

 

| ハッチ情報 | 00:06 | - | - |
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    
<< April 2019 >>
+ SELECTED ENTRIES
+ CATEGORIES
+ ARCHIVES
+ MOBILE
qrcode
+ LINKS
+ PROFILE
+ OTHERS
このページの先頭へ