フライフィッシングであそぶ

養沢毛鉤専用釣場WEBサイト担当者ブログ
虫を知るきっかけに
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    ー まずは1種類を覚える ー

     

    養沢は春のハッチが賑やかです。

    水生昆虫が覚えられないという方に、この時期にしかできない簡単な覚え方を紹介します。

     

    まず、今年3月に撮った下の写真3つを、何となくでも頭に入れてください。

    一つ目はオナシカワゲラ。春の養沢にたくさんいるストーンフライです。

    体長1.5cnほどで、尾が極端に短く翅に隠れています。

    翅の模様も特徴的です。

    飛んでいると、4枚の翅が見えるのでカゲロウ(メイフライ)と見分けられます。

     

    二つ目はトゲトビイロカゲロウのダン(亜成虫)です。

    ダンは水中のニンフから脱皮した状態です。

    体長は1cmほど、翅は薄茶で半透明、赤茶のボディは細く、3本のテールがあります。

    岸際の浅いところでハッチするので、岸際から飛び立ちます。

     

    三つ目は上(トゲトビイロカゲロウ)のスピナー(成虫)です。

    ダンが陸上で脱皮してスピナーになります。

    オスとメスで多少違いますが、基本的にこの雰囲気です。

    翅は透明で先端だけ薄い茶色になっています。

    岸際で水面から1〜2mの高さで群飛しているので、見つけやすいです。

     

    この3つは桜が咲く頃までたくさん見られるので、川で捕まえるなりして、まずは1種類を覚えてみましょう。その場で判断出来なければフライボックスの片隅に入れて持ち帰っても良いですね。

    そうして1種類ずつ積み重ねていくと、早ければ1シーズン、ゆっくりでも数年でフライフィッシングに関係が深い種類は一通り分かるようになります。

     

    ※養沢はシーズンを通して水生昆虫がハッチしていますが、この時期は種類が少なく数が多いので、探したい種類に遭遇する確率が高いです。

    シーズンを通した養沢のハッチは、WEBサイトの「ハッチ情報」に掲載してあります。参考にしてください。

     

    | ハッチ情報 | 00:06 | - | - |
    午前と午後のユスリカ
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      ー 3月3日のストマックから ー

       

      お昼前に釣れたヤマメ1は見事にユスリカピューパだけを捕食していました。

      ピューパの全長は6〜7ミリ、ほぼ棒状です。

      釣ったフライは#20CDCカディス、この時季はハッチが少ないのでさほどフライの選り好みはせず、サイズが近ければ大概反応します。

       

      くねくね動いているものや、胃の中でハッチしたと思われるアダルトもいました。

       

      一方で、午後4時頃に釣れたヤマメ11も胃の内容物はほぼユスリカでしたが、サイズはぐっと小さくなりました。

      真ん中のピューパは全長4ミリほどで、午前中のものと比べると小さく細いのが分かります。

      右と左上のアダルトは全長3ミリほどです。

      ここでは、飛んでいるアダルトが粉のように小さかったので、#24のフローティングピューパで釣りました。

       

      ヤマメは特にユスリカに執着する傾向があって、2ミリのピューパだけを選んで捕食することもあります。

      食性でフライをくわえさせようと思ったら、ユスリカのサイズには気を遣う必要がありますね。

       

      | ハッチ情報 | 00:04 | - | - |
      昨日の養沢
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        ー メイフライのハッチ ー

         

        午後からハッチが目立つようになりました。

        一番目立ったのがこれ。

        帽子で捕まえたのは、体長が7ミリほどのタニガワカゲロウ。

        ミヤマタニガワの一種だと思います。

         

        スピナーも飛んでいました。

        たぶん上と同じタニガワのスピナー。メスのようです。

         

        大きく目立ったのはこれ。

        体長が1cmちょっと、エルモンヒラタカゲロウのスピナーです。

        ボディのグリーン(卵塊)がほぼなくなり、テールが取れているので産卵後のようです。

         

        夕方4時頃から5時近くまでハッチがピークになり、ライズがたくさん見られました。

        それでも魚はなかなか渋かったです。

        釣りの様子は明日書きます。

         

        | ハッチ情報 | 00:16 | - | - |
        ハッチが増えてきた
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          ー 以外に多い秋のハッチ ー

           

          昨日の養沢だよりに掲載された自販機のメイフライ。

          全身チョコレート色で白っぽい脚が特徴のチラカゲロウ。

           

          こっちは10月3日に掲載されたもの。

          これもチラカゲロウです。

           

          チラカゲロウ以外にもこの時季はメイフライがたくさんハッチします。

          小さなサイズなら、コカゲロウ類、ウェストントビイロカゲロウ、ミヤマタニガワなどでフックサイズは#18以下、目立つサイズなら、ミドリタニガワやシロタニガワカゲロウ、エルモンヒラタカゲロウなど#14・#16サイズで対応できます。

          コカゲロウやウェストントビイロのように水面羽化ならダンの他にフローティングニンフも、タニガワカゲロウやヒラタカゲロウなど水底羽化ならイマージャーやウェットでも効きます

          トビケラ類も多数ハッチするので、ピューパもあれば心強いですね。

           

          10月はニジマスのみの営業ですが、釣れる魚種に拘るよりも、釣り方に拘ればこの時季は多様な釣りを楽しめます。

          何が釣れるかより、どうやって釣るかですね。

           

          | ハッチ情報 | 00:02 | - | - |
          チラカゲロウ
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            ー 抜け殻とダン ー

             

            この時季にポツポツハッチしているメイフライ。

            チラカゲロウです。ダンは、焦げ茶のボディに濃いグレーのウイング、テールは2本、白っぽい脚が特徴です。

             

            こっちは蜘蛛の巣にかかっていたダン。

            翅が縮れてしまっています。

             

            川岸の石についている抜け殻。

             

            チラカゲロウのニンフは、岸際の浅いところに生息していて石によじ登って羽化します。このため、羽化後のダンが魚に食べられる確率は低く、ストマックから出てくることは希です。

            でも、この時季は目立つ大きさのメイフライが少ないので、流されればかなりの確率で捕食されるはずです。アダムスやマーチブラウン、ブラウンパラシュートなどが効果的なのも、案外チラカゲロウに似ているという理由なのかもしれません。

             

            | ハッチ情報 | 00:06 | - | - |
            スーパーハッチしています!
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              ー エキサイティングなモンカゲロウ! ー

              今年もモンカゲロウの季節がやって来ました。


              午後遅くからポツポツとハッチが始まり、夕方にはスーパーハッチに発展、薄暗くなってからは、いたるところに「ゴボッ!」「バシャッ!」と激しいライズ音が響き渡ります。
              浮上するニンフ、フローティングニンフ、体長が2cmもあるダンと、捕食ステージは様々なので、お好きな方法でアプローチしてください。
              おそらく今週末〜来週早々がピークでしょう。

              また、スピナーフォールも始まるはずなので、スペントパターンも外せません。
              水面上のスピナーに飛びつく魚を見つけたら、フライをフワッと落としてツツ・・と動かしてみてください。
              「バシャッ!」と出るはずです。
              そうそう、すごい勢いで出るので、ティペットは4Xとか5Xにしてくださいね。

              年に一度のモンカゲロウ、お見逃しなく!
               
              | ハッチ情報 | 00:08 | - | - |
              こんなところにコカゲロウ
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                ー 洗車中に見かけたスピナー ー

                久しぶりに洗車をしていたら、窓にメイフライが止まっていました。
                急いでカメラを取りに行ってパチリ!

                後翅が見えないので、コカゲロウ♀のスピナーですね。

                実際の大きさはこんなです。

                体長は4ミリほどでしょうか。

                どこから飛んできたんでしょう。
                川からは何キロも離れているし、どこかの池とか用水とかでハッチしたんでしょうか。
                メイフライは、駅の自販機などでも見かけることがあるので、案外街中にも出没しているのかもしれません。
                ただ、その存在に気付くのは、マッチング・ザ・ハッチが好きなフライフィッシャーくらいでしょう。
                 
                | ハッチ情報 | 00:01 | - | - |
                3月21日のハッチ
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                  ー 3月の定番です ー

                  3月21日に川岸で捕まえた水生昆虫です。

                  お昼を過ぎた頃から目立ち始めたのがオナシカワゲラで、3時頃まで水際から大量にハッチしていました。

                  オナシカワゲラは養沢に何種類かいるようです。この日ハッチしていたのは翅に濃淡があるタイプで、大きさは12〜13mmです。
                  岸際の石に上ってハッチするので、数の割に魚には食べられにくいようです。

                  次は、最も目立つメイフライ、トゲトビイロカゲロウのスピナーです。

                  網で採捕したらテールが取れてしまいました。本来はテール3本です。
                  例年なら、まだダンがたくさんハッチしている時季ですが、今年は上旬からスピナーが見られます。
                  3月下旬から4月上旬にかけてのスピナーフォールは圧巻です。

                  3月上旬から4月上旬まで見られるお馴染みのメイフライ、マエグロヒメフタオカゲロウです。

                  ダンは、翅の模様が特徴的です。岸際の石によじ登ってハッチするので、この時季は抜け殻がたくさんみられます。魚にはあまり食べられていませんが、抜け殻は他のハッチの指標にもなります。

                  魚が興奮して飛びついていたのがナミヒラタカゲロウです。

                  ナミヒラタは、川底でダンに脱皮してイマージャーとして浮上します。魚は激しいアクションで捕食するので、この時季に派手なライズを見かけたら疑ってみてください。水面上にポンッ!と突然現れます。

                  オープンから3週間以上が経過し、水に馴染んだ魚が増えています。
                  特にヤマメは環境に適応するのが早いので、放流直後以外はフライを選びます。
                  ライズしているヤマメでもなかなか釣りにくい状況ですが、食べているものを観察すれば確率は上がります。
                  ライズは、魚が水面で餌を食べている証拠ですから。
                   
                  | ハッチ情報 | 00:06 | - | - |
                  ハッチの瞬間
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                    ー トゲトビイロカゲロウのハッチ ー

                    水際の石によじ登ってハッチしているマエグロヒメフタオに比べ、ハッチの瞬間がなかなか見られないトゲトビイロカゲロウですが、この日は岸際でハッチに遭遇しました。

                    水中の枯葉にしがみついたニンフの背中が割れて、ダンが出てきました。

                    トゲトビイロはこんなふうに、岸際の浅場で水面ハッチします。

                    見る見る間に出てきて、翅が抜けました。


                    脱皮成功!
                    このまま石によじ登り、しばらくすると飛び立ちました。


                    石によじ登って脱皮するマエグロヒメフタオは、脱皮の瞬間でも魚に捕食される危険が少ないため脱皮がゆっくりで、水面で脱皮するモンカゲロウなどは、魚に食べられないようにほんの数秒で抜け出します。
                    トゲトビイロはちょうど中間です。岸際の魚がいない場所で、オドリバエもヌカカもまだ登場していないので脱皮中に襲われる確率は高くありません。風で流されなければ比較的安全な脱皮と言えるんじゃないでしょうか。
                    ただ、トゲトビイロは脱皮場所が岸際なので、ニンフの状態で泳がなくてはならず、その瞬間が最も魚に捕食される確率が高くなります。
                    魚がトゲトビイロのフローティングニンフを捕食しているとき、比較的派手にパシャッ!というライズで捕食します。
                    トゲトビイロは水底の落ち葉の中にいるので、落ち葉があるプールでパシャッ!を見たら、迷いなくフローティングニンフを結んでみてください。
                    フックサイズは#16くらいでしょうか。
                    セレクティブな場合が多いですけど、釣れれば達成感は大きいです!
                     
                    | ハッチ情報 | 00:06 | - | - |
                    3月8日のハッチ
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                      ー 何故ハッチを知りたがるか ー

                      暖かい日が続いたせいか、養沢では例年より早くハッチが始まりました。
                      3月8日のハッチの様子です。

                      トゲトビイロカゲロウは、もうスピナーが飛んでいました。
                      少なくともオープン直後にダンがハッチしていたことになります。

                      3月中旬〜下旬、養沢で最も見かけるスピナーです。
                      3本テール、細身のボディ、スピナーは翅の先端が茶色です。
                      岸辺の藻などに掴まって羽化するので、ダンは数の割に食べられていません。
                      ストマックの経験では、養沢で最も食べられているのはフローティングニンフで、堰堤下や落差の大きい流れでは案外スピナーも食べられています。

                      写真を撮ろうとしたマエグロヒメフタオに逃げられて、次に捕まえたのがこれです。
                      てっきりマエグロだと思ったら一回り大きく、ヨシノフタオくらいあります。
                      刈田敏氏の水生昆虫ファイル靴坊悩椶気譴討い襦屮オヒメフタオ(仮称)」でしょうか。


                      写真は違ってしまいましたが、3月の養沢でトゲトビイロの次に目立つマエグロヒメフタオは、岸辺の石によじ登って羽化するのでダンはめったに食べられていません。
                      これが岸辺の抜け殻です。

                      直接魚に食べられていなくても、この抜け殻はハッチの指標になります。
                      抜け殻が岸に目立ち始めたら、養沢では、ナミヒラタやトゲトビイロもハッチを始めています。

                      次は、春の養沢で欠かせないクロツツトビケラ。
                      クロツツは大きさが6〜7ミリの小さなカディスで、岸際の水面を滑っているので注意すればすぐに見つけられます。

                      クロツツはハッチの仕方がユニークで、水中のケース内からアダルトの状態で抜け出し、岩を伝って水面に出てきます。
                      これをヤマメが好んで捕食するので、岩の周りで激しくライズするヤマメが見られます。
                      養沢では集中ハッチが2週間ほど続くので、見つけたらチャンスですね。

                      時々激しいライズがあると思ったら、これもハッチしていました。

                      全長1cmほど、翅に模様があります。
                      ハッチ時期からするとヒロアタマナガレトビケラでしょうか。
                      トビケラは動き回って上手く撮れないだけでなく、種類の特定も難しいです。

                      養沢は魚がたくさん放流されている管理釣り場なので、ハッチなど知らなくても魚は釣れます。
                      でも、単にフライタックルを使った単純な魚釣りでは、すぐに飽きてしまいます。
                      フライを下流に投げ込んで逆引きする方法、魚の溜まっているところでのアトラクターニンフなど、経験やテクニックをあまり必要としない方法ほど、長続きしません。
                      最初は手に伝わる魚の感触にドキドキしても、釣れることが分かってくると徐々に刺激は薄らいで、釣れるようになったことでフライフィッシングを止めてしまった方は決して少なくありません。

                      フライフィッシングは他の釣りより複雑な戦術を立てることができます。
                      何を何匹釣るかより、どうやって釣るか、その中の一つの要素として水生昆虫があります。
                      誰でも釣れる魚を釣るより、自分が立てた戦術で他の人が釣れない魚を釣りたい、というわけです。

                      養沢の3月は、マッチング・ザ・ハッチの入り口にちょうど良い季節です。
                      最初は虫を見つけること、ライズを狙ってみること、そこから本当の泥沼が始まります。
                       
                      | ハッチ情報 | 00:33 | - | - |
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