フライフィッシングであそぶ

養沢毛鉤専用釣場WEBサイト担当者ブログ
次の川

ー ドボーンはなかったけど ー

 

30分以上移動して、以前釣ったことがある川の上流に行ってみました。

こっちもいい感じの流れ。

 

森の中を流れる川はイワナの雰囲気満点です。

 

水温はやや高めの16℃、落ち込みや瀬を狙えば何とかなります。

 

釣り始めてすぐ、瀬で反応がありました。

ゆらゆら〜っと浮いてきてフライと一緒に下ってからUターン、イワナのようです。フライを替えてしつこく狙いましたが1度しか反応しませんでした。

 

魚がいることが分かって真剣に釣り上ると、しばらくしてまた反応が。

瀬尻の岩陰から出てきてフライの直前でUターン、イワナらしくて思わずニンマリ、でもこれも1回きりです。

 

それ以降2時間は反応がなく、一度足元から魚が走りましたが、水の中も踏み跡だらけでとても釣れる気がしません。

時間は4時半、薄暗くなってきたので降りた場所まで戻ります。

 

途中で一度釣った場所が気になってフライを落としてみると、

着水と同時に魚が浮いてきてフライをくわえました。

「食った!」と、ワンテンポおいてロッドを煽るとすっぽ抜け、ツンッ!という感触だけでした。

 

結局、2つの川で5時間近く釣りました。

誰かさんのようにドボーン!はなかったけど見事に丸ボウズです。

これだけ長い時間で稚魚も釣れなかったのは久しぶりです。

今年の一般渓流は異常です。

昨年の台風で釣りができなくなった川もあって、被害が少なかった川に釣り人が集中しています。

おまけに新型コロナの影響で空前のアウトドアブーム、本格的な釣り人以外にもバーベキューついでのちょい釣りや川遊びでイワナ釣りには辛い状況でした。

 

あと一月弱で何回行けるでしょうか。

来週は別の県のつもりです。

 

| ハッチ情報 | 00:09 | - | - |
小さなメイフライ

ー 気づかない大きさ ー

 

自販機に止まっていた極小のメイフライ、体長は5ミリより小さいです。

よく見ないとメイフライだとわかりません。

 

メイフライパターンというと#14や#16のサイズを連想する方が多いんじゃないでしょうか。

確かに養沢でも春や秋はそのサイズが目立ちます。

でも、シーズンを通してみると#18や#20、#22といった小さいサイズが数多くハッチし、魚はそれを狙って食べています。

小さく目立たないためハッチに気づかなかったり、時には大きなハッチに隠れていることもあって、皆さんも気にしないことが多いのではないでしょうか。

 

養沢は魚が放流された管理釣り場ですから、ライズを見なくても、水生昆虫を知らなくても大概は魚が釣れます。

でも、状況が変化したり、何かの要因で魚が少なかったりしたとき、ライズや水生昆虫を知っていると手の内が大きく広がります。

まずは午前中の自販機をチェックしてみてください。

小さいメイフライがたくさん止まっているようなら、フライに連動させることで一つの可能性につながると思います。

 

※7月28日のハッチ情報はこちら

※ストマック情報はこちら

 

| ハッチ情報 | 00:08 | - | - |
図鑑と同じ虫

ー 平和橋の裏側 ー

 

上流を釣るために、平和橋の下流から降りて橋をくぐりました。

橋の裏にはカディスが止まっていることが良くあるので探してみると・・

いました、いました!

 

見やすいように拡大してひっくり返すと、

コカクツツトビケラ、全長8ミリほどの小さなカディスです。

アンテナの根元の毛が特徴的で、オスは写真のように翅に模様があります。

他にもう1匹いました。

 

養沢では春から秋までだらだらハッチしますが、トビケラは捕まえるのが難しくてなかなかお目にかかれません。

平和橋の下をくぐることがあったら、注意して見てください。

何かの虫が見つかれば、釣りのヒントになると思います。

 

| ハッチ情報 | 00:07 | - | - |
フタスジモンカゲロウ

ー 自販機に1匹だけ ー

 

先日の養沢で、ハッチ情報に掲載するため虫を探し回ったのですが・・

事務所脇の自販機からかろうじて1匹だけ見つけました。

フタスジモンカゲロウ、メスのダンです。

最初はアカマダラとかヒメタニガワなどの小さい虫を探していたので、大きすぎて目に入りませんでした。

 

養沢では6月頃から9月頃まで見られます。

ハッチは水面とよじ登りのタイプがいますが、夕方遅くから夜にかけてハッチするので、フタスジに狂喜するマスたち・・とはならないようです。

夜間灯りに集まるため、自販機でよく見られます。

 

| ハッチ情報 | 00:02 | - | - |
載せられない虫

ー 変な虫と気色悪い虫 ー

 

釣りのついでにハッチしている虫も捕まえました。

その中で、これは何?

という変な虫がいました。

テール3本で一見するとフタスジモンカゲロウ・・

というより、ボディはモンカゲロウに近いんですが、モンカゲロウなら翅に模様があります。

顔もカゲロウと違うし、何よりおかしいのは後翅がないのです。

どう見てもカゲロウではないですね。

何とかもどきっていうヤツでしょうか。

残念ながらハッチ情報には載せられない変な虫でした。

 

そして気色悪いこれ!

7〜8センチもありそうな百足(ムカデ)です。

過去にヤマメのストマックから出てきたことがあって魚の餌にもなっているようですが、毒があるので噛まれると激しい痛みを伴います。近寄らない方が賢明ですね。

 

そしてこれはカワゲラの抜け殻。

大型のオオヤマカワゲラのようです。

木和田平橋の橋脚部分にたくさんありました。

オオヤマカワゲラは水辺からかなりの距離を移動して羽化し、事務所脇の手摺りで抜け殻を見たこともあります。(こちら

 

ハッチ情報は近日中に掲載します。

 

| ハッチ情報 | 00:10 | - | - |
表と裏

ー 人から見た表と魚から見た表 ー

 

養沢でハッチしていたセスジミドリカワゲラ、全長が1センチちょっとの小さなストーンフライです。

頭の模様と黒い目が特徴的ですね。

 

でも、魚が見る姿はこれです。

裏側はクリーム一色。

 

魚は水面に浮いた虫のお腹側を見ることになります。

それならクリーム色で巻けば良い・・いいえ単純にそうならないところがフライフィッシングの難しいところです。

どんな空を背景にするかで翅の透け具合は変わり、水面にどれぐらいのえくぼを作るかで虫のスケール感は変わります。

(スクールページに少しだけヒントが掲載してあります。こちら

さらに、どんな状態で水面に落ちるか、どんな状態で流れるかも大事ですね。

 

| ハッチ情報 | 00:05 | - | - |
オオクママダラ・・!

ー ネットを振り回して ー

 

やっと晴天になって、風も収まった金曜日、ハッチを探しに行ってきました。

 

12時過ぎ、誰もいない神谷橋に降りると瀬から飛び立つ中型のメイフライが・・

ベージュっぽい翅はオオクママダラです!

急いでネットを構えたものの、どこから飛び立つか分からず、おまけにハッチしたダンは一目散に上空へ上がってしまって空振りばかり、それなら上がってくるのを捕まえようと橋の上に移動しました。

しばらくしてやっと捕まえたのは・・

ダンではなくスピナーでした。これはメスですね。

テール3本、ボディに比べて翅が長いのが特徴です。

 

スピナーがいるということは、数日前からハッチが始まっていたんですね。

ダンは捕まえられませんでしたが、オオクママダラは水面ハッチですから、魚の良い餌になってるはずです。

それが証拠に・・

 

明日まとめます。

 

| ハッチ情報 | 00:03 | - | - |
3月17日のハッチ

ー 例年より少ないですが ー

 

11時半頃、事務所下でトゲトビイロカゲロウ・メスのダンを見つけました。ハッチしたばかりのようです。

体長1センチほど、細長いボディと3本テールが特徴です。

春先の養沢で最も多いメイフライです。

 

これも事務所下。

ミジカオクロカワゲラのアダルト。

全長(翅を含めた)1センチに満たないごく小さいストーンフライ。

翅以外はほぼ黒でテールが短いのが特徴です。翅はメッシュ状で濃淡はありません。

 

平和橋上流では圧巻のスピナーフォールに遭遇、帽子で捕まえたのはトゲトビイロカゲロウのオス・スピナーです。

スピナーフォールはすべてオスで、メスが飛び込むことで交尾します。

オスはメスを抱えるために前脚が長くなっています。

 

同じく平和橋上流。

岸際の水面を忙しく飛び回っていたのはヒラタコエグリトビケラです。

全長1センチほど、幼虫は砂粒でケースを作るため養沢ではスナムシと呼ばれます。

 

岸際の石に止まっていたのはコカゲロウ、メスのダンです。

体長1センチ弱、養沢に最も多いシロハラコカゲロウだと思います。

テール2本、後翅がごく小さく、ないように見えます。

コカゲロウは種類が多く特定が難しいので、一律コカゲロウとしています。

 

実はコカゲロウを捕まえて撮ろうとしたらピントが合わず、カメラをマニュアルに切り替えているうちに逃げられました。上の写真は2匹目です。

水生昆虫の写真を撮るのは難しいです。

 

次は大物。

ナミヒラタカゲロウ、オスのスピナーです。

体長15ミリほど、テール2本、春先の養沢では最も大きいメイフライです。

 

石の上にじっとしていたのはオナシカワゲラ。

養沢では何種類かいて3月中旬から5月中旬頃まで見られます。

これは全長12〜13ミリほど、翅に濃淡の模様があるタイプです。

クロカワゲラより脚が長く、特に後ろ脚は羽の後端近くまであります。

 

そして最後はマエグロヒメフタオカゲロウ、メスのダンです。

全長12〜13ミリ、テール2本、羽の模様が特徴的で、岸際の石によじ登って羽化します。後ろに抜け殻が見えますね。

大増水の影響で今年は数が少ないようです。

他にクロツツトビケラも見かけましたが、水面を素早く移動して写真に写りませんでした。

 

今年はユスリカ以外のハッチが少ないんじゃないかと心配していたので、この状況はかなり安心しました。

4月に入ればオオクママダラ、エルモンヒラタ、各種カワゲラなどがハッチするはずで、状況はもっと良くなると思います。

 

| ハッチ情報 | 00:06 | - | - |
虫だらけ第一弾

ー ハッチとスピナーフォール ー

 

ぽかぽか陽気の昨日、養沢に水生昆虫を調べに行ってきました。

 

お昼を過ぎると気温も水温もどんどん上昇し、ハッチが増えてきました。

そして木和田平では圧巻のスピナーフォール。

見にくいですが、真ん中周辺の小さな点がトゲトビイロカゲロウのスピナーで、人の背丈くらいの所を中心に群飛します。

 

近くではナミヒラタのスピナーも。

例年よりは少ないですが、思ったよりたくさん飛んでいました。

ライズも多発して、まずは一安心です。

 

虫取り網を手に川原を歩き回って8種類撮りました。

明日掲載します。

 

| ハッチ情報 | 00:03 | - | - |
翌日はハッチ探し

ー 寒くて・・ ー

 

養沢の初釣り翌日、遠くの川にアマゴ釣りに行く予定だったのに野暮用で出そびれ、結局養沢にハッチ探しに行きました。

 

お昼過ぎ養沢に着いてみると、寒い!

どんより曇り空で吐く息が白いほど、ハッチなんてありそうもなかったんですが・・

 

神谷橋の下流でトビイロカゲロウをネットでキャッチするも、ユスリカはほとんど飛んでいなくて虫っ気がありません。

神谷橋の直下でやっと見つけました。

流れの中の岩からよじ登っているのは紛れもないメイフライです。

 

靴のままでは近づけないので目一杯ズームしてみました。

この時点ではてっきりトビイロカゲロウと思ったのですが、自宅に戻って写真を拡大すると・・

トビイロにしてはボディが太くて短い、翅の色が違う、テールも2本にしか見えません。さらに拡大すると後翅がないような・・

これは、どう見てもコカゲロウですね。

大きさは1センチほど、色合いからするとシロハラコカゲロウでしょうか。

例年だと3月中順頃からハッチを始め、大量のトビイロカゲロウに紛れて養沢ではなかなか見付けにくいメイフライです。

良かった、コカゲロウも確認できました。

 

そうなるとマエグロヒメフタオも・・

よじ登りそうな岸際の石を片っ端から見ていくと、いました、いました!

写真の真ん中、見難いですけど上が頭で、ちょうど羽化を始めたばかりです。

マエグロも遊泳型のニンフですから、多くが流されて今年は少なそうです。

 

そして次に見つけたのはユスリカのクラスター。

写真中央の花びら状のものはユスリカのアダルトが塊になって流下している様子です。

単体は3〜4ミリの大きさでも、塊になるとずいぶん印象が変わりますね。

 

ユスリカアダルトはこのように数匹がまとまって流下することが良くあります。

ユスリカクラスターなどと呼ばれ、魚もこれを好んで食べています。

ユスリカ=極小というイメージがありますが、クラスターのサイズ感ならグリフィスナット、バイビジブルあたりがイミテーションとして使えますね。

(単に虫の形を真似るだけでなく、どんな形で魚に食べられているかを考えると面白いですね)

 

ところで、台風後に産み付けられたヤマメの卵は孵化して、そろそろ稚魚が浮上しているはずです・・

居そうなところを探しても姿は見えません。

 

大増水がちょうどヤマメの産卵期と重なり、多くの卵が流されました。後に残った魚が産卵を始めたのが11月上旬、いつもより遅かった影響があるかもしれません。

養沢生まれが少ないのは寂しいですから、次回は稚魚探しもやりたいですね。

 

※今年は水生昆虫の様子が分からないため、しばらくお休みしていた「ハッチ&流下情報」を復活することにしました。

3月4日分はこちらに掲載しました。

 

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