フライフィッシングであそぶ

養沢毛鉤専用釣場WEBサイト担当者ブログ
1万回の・・・
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    ー キャスティング ー

     

    年末に悲しいニュースが流れました。

     

    20年前に発行された本には、今では故人となった中沢孝氏の姿、文中には西山徹氏も登場します。

     

    新年早々悲しい話題は止めようと思ったのですが、この本が発行される少し前、自分も河口湖や芦ノ湖で何度か釣りをご一緒させていただいたことがあって、この本の存在を知って欲しいと思いました。

    熱い熱いフライフィッシャーのお話をぜひ読んでください。

     

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    養沢で・・
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      ー 最もヤマメを釣る方法 ー

       

      35年前に発行されたこんな本、ニンフに偏った稀少な内容です。

      発売されてから10年近く経って手に入れました。

       

      この中の・・

       

      「ミニ・ニンフ」

       

      この本を手に入れたとき、自分はすでに養沢のヤマメに最も効果的な方法として小さなニンフにたどり着いていて、#20〜#24のフェザントテールニンフさえあればヤマメを釣ることに困らなくなっていました。

      そんなときに読んだのがこの「ミニ・ニンフ」です。

      小さなニンフは、養沢だけのローカルな方法ではなく、世界に通じる方法だったのです。

       

      友人にも養沢で毎回ヤマメを二桁釣るミニ・ニンフの使い手がいます。

      やっぱり養沢では劇的に効く方法ということですね。

       

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      そういえば・・
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        ー 小冊子 ー

         

        平成20年に水産庁から発行されたこんな小冊子。

         

        マニュアルと人口産卵場のつくり方もセットになっています。

         

        ゾーニング管理、つまり釣り場を分けて、魚を守ったり、増やしたり、釣って利用したりしようという内容で、その中にちょっと気になる例がありました。

        これです。

         

        木曽川漁協の一部700〜800mに「子供専用区」が設定されています。

         

        同じようなことを、養沢でもできないかなんて考えたことがあります。

        今はゲームやインターネットなど、楽しく過ごせるモノがたくさんあますが、将来のお客さんを育てるという意味でも、養沢でやる意義はあるんじゃないかと思ったわけです。

         

        例えば事務所下、ここなら足場が良くて、人の目が届くので、川に慣れていない子供たちでも何とかなります。

        夏休み中の日曜日に限定すれば、その日だけ魚を多くすることはできるし、場合によってはスタッフが面倒を見ることも可能です。

        難しいフライフィッシングでなくて、餌釣り仕掛けにニンフを付けたものでも良いので、まずは釣りの楽しさを感じてもらうことですね。

         

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        知らないことを知る
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          ー 渓流釣りの本 ー

           

          自分の知識はなんて浅いんだろうと思った本。

           

          役に立つか分からなくても、知っていた方が良いこともあります。

           

          実際に役に立ったこともありました。

          文中の「急激な増水の前兆として、木の葉や枝が流れてくる・・」

          これを覚えていたおかげで助かったことがありました。こちら

           

          ゴルジュとかゴーロなど、この本で知った言葉もあります。

           

          自然の中では、ちょっとした不注意や無知が大きな事故に繋がることがあります。

          危険を察知するのも避けるのもすべて自己責任なので、そのための知識は自分で得なくてはなりません。

          管理釣り場の養沢でも、毒虫や蜂まで管理できないので自然の状態で生息しています。

          それらをどうやって避けるかは、釣り人に委ねられているのです。

           

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          本棚に追加
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            ー あまりに有名な2人 ー

             

            友人から戴いて、本棚に並ぶことになりました。

            整理したおかげで十分入れるスペースがあります。

             

            ビンセントマリナロとアートフリックと言えば、キャリアのある方ならご存じの2人です。

            ・・と言っても、ご存じない方も多いでしょうね。

            なぜなら、今更辞書を片手に解読しなくても、噛み砕かれた情報が日本でも溢れているからです。

             

            情報源としてではなく、持っていることで満足感を得られるモノとして、時々引っ張り出して楽しむつもりです。

            挿絵だけでも十分にその気分に浸れますから。

             

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            本棚整理
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              ー だいぶ減りました ー

              昨年から、溢れている本棚の整理を始めています。
              ネットオークションに出品したのは20冊、何回か日帰り釣行に行けるくらいになりました。
              そして、ついに段ボールで保管していた「大物」を古書店に売却することにしました。

              この再版本のシリーズは友人から譲ってもらったもので、じっくり読み返すつもりでとってありました。
              でも、もっと釣りに行きたいし、竹竿も作りたいから、きっと読み返す時間はないでしょうね。


              フライの雑誌は、だぶっているものがこんなにありました。
              2〜3冊まとめてネットオークションに出品すれば、落札されるかもしれませんが、恐ろしく手間がかかるのでこれも古書店に依頼することにします。


              これで、昨年から釣り本を100冊ほど処分することになります。
              モノを増やすのは簡単でも、減らすのは大変、あと何冊残っているを考えると気が重くなります。
              でも、ネットオークションに出したものには、購入価格より高額になったものもあって、釣行費用に大きく貢献してくれています。
              そう、本で夢想していた世界は、現実の釣行で目の当たりにできるんですね。
               
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              古本から学ぶ その2
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                ー ジャムノットをやってみる ー

                昨日紹介した本に載っていたジャムノット。
                道糸(ライン)と先糸(リーダー)を結ぶ・・とあります。


                知っておけば、いざというとき役立ちそうなので、紐でやってみます。
                白い紐をライン、ピンクの紐をリーダーとします。


                ラインの先端に結び目、リーダーにはループを作ります。


                リーダーのループにラインの先端を通します。


                ループ・トゥ・ループになるようにラインを通していきます。


                締めて出来上がり。


                やってみると、予想以上にライン先端のコブが気になります。
                これではガイドに引っかかりますね。
                実際のフライラインとリーダーでやってみると・・


                やっぱりフライラインは結び目が大きくなってしまって、これではガイドに引っかかります。
                「何だ、使えないじゃないか・・」と思って、フライラインのページをよく読むと、当時はシルクやダクロンのラインが使われていたので結び目はもっとスマートだったんですね。
                1950年代前半にはすでにPVCラインが販売されていましたが、この本の原書が出版された1960年には、まだ一般的ではなかったんでしょう。

                とは言え、覚えていて困ることはありません。
                例えば、夕方薄暗くなってからのリーダー交換や、手がかじかんでネイルノットが結べないとき、リーダーリンクを常用している方などは活躍の場がありそうですね。
                 
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                古本から学ぶ その1
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                  ー 50年前から言われていること ー

                  1962年に発行された翻訳本。


                  最新の釣り具や、今流行のシステムは掲載されていなくても、基本的なことに多くのページが割かれています。
                  例えばこれ、キャスティングフォームのイラストです。
                  (これを1としましょう)


                  動かないから分かりにくい・・なんて言わないで、上のイラストと下の画像を比べてみてください。
                  過去のスクールで参加者が最も陥りやすかったフォームの例です。
                  これがバックキャストのポーズ、イラストの左と同じポジションですね。
                  (Aとします)


                  フォワードキャストの途中。
                  右のイラストよりちょっと前にずれました。(これがB)


                  で、これがフィニッシュ。(C)
                  ここのポイントは肘が伸びてロッドを前に突きだしていることです。


                  イラストでのフィニッシュ。(2とします)


                  イラストとフィギュアの動作を比べてみると、最も違うポイントが肘と手の位置で、1では肘が肩より上がっているのに対して、Aは肩より低くなっています。
                  1の振り下ろすのと、Aの押し出すのとでどっちがロッドを曲げやすいか、やってみればすぐに分かるし、もっとパワーが必要な場合でも1は肩より後ろに手を持って行ける余裕がありますが、Aはこれ以上後ろに手がいきません。
                  つまりAでは、パワー不足を感じ、それをストロークでカバーしようという意識が働いた結果、手が前に突き出されるわけです。
                  1からスタートした2と、AからスタートしたCを比べるとよく分かりますね。

                  この本が出版されてから54年、今この本と同じ情報が出されても、多くの人は分かりきったこととして目にも止めないでしょう。それより、何かに特化したテクニックや、ちょっと変わったやり方などに興味が行くと思います。

                  自分で自分のフォームをチェックするのは難しいですが、もし渓流キャストでロッドを前に突きだしていたら、自撮りをしてみると良いかもしれません。
                  自分で自分の間違いに気付くことが、一番上達する方法ですから。
                   
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                  こんな本も
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                     ー 釣り場にあるこんな本 ー

                    フレデリック・ハルフォードの「水に浮くフライとその作成法」の訳本です。
                    翻訳者の川野信之氏から寄贈されました。

                    フライフィッシャーなら一度は読みたい名著、午後入場の時間待ちなどに是非ご覧ください。

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                    最も有名な毛糸
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                       ー チャドウィック477 ー

                      ソーヤーニンフの生みの親であるフランクソーヤーの生涯を綴った本、日本では1991年に訳本が発行されました。

                      この本には、フェザントテールやグレイグース、ボウタイバザーにキラーバグなど、世界中のフライフィッシャーにお馴染みのソーヤーニンフについて書かれています。
                      本の中でフランクソーヤーは、それぞれのマテリアルについてかなり細かく指定していて、例えばキラーバグのボディ材なら「毛糸の色と肌理が重要だ。私は毛糸と言ったけれども、これは羊毛とナイロンの混紡であり、けばを立てた繕い物用の毛糸として製造されている。製造元の付けた名はチャドウィックで、カラーリストの477番のものである。」と言っています。

                      残念ながらこの毛糸は今では手に入らず、まさに幻のマテリアルとなっているわけです。

                      ところが、最近になって復刻版が発売されていることを知りました。
                      で、これがフライフィッシャーに最も有名な毛糸です。
                      VENIARDからフライのマテリアルとして発売され、海外通販で手に入れられるようです。

                      本では、ピンクがかった灰色と書かれていましたが、復刻版を見る限り、灰色というよりベージュでした。
                      世界中のフライフィッシャーと同様に、自分も本物を見たことがないので、これがどれぐらい本物に近いかわかりませんが、VENIARDのWEBサイトによると、ドイツの工場に注文・・とあるので、それなりに拘って復刻されたものだと思います。

                      2mを何人かで分けても、養沢で使うには十分な量が作れます。
                      さて、銅線(カパーワイヤー)と毛糸だけで作られるシンプルで偉大なニンフは、養沢の魚たちにはどう写るんでしょうね。

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