フライフィッシングであそぶ

養沢毛鉤専用釣場WEBサイト担当者ブログ
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ニンフのアタリを取る その4

ー 斜め上流から流す ー

 

見えないニンフのアタリを取る、三つ目の方法です。

 

一つ目と二つ目のやり方では対応しにくい、比較的広いポイントでの方法です。

ウェイテッドニンフかティペットにスプリットショットをつけたものを使います。(流れが早いほど重くします)

写真のように流れのやや上流側に立ち、正面かやや斜め下流にキャストして、写真のようにロッドをやや立て気味に、ロッドティップを上下にゆっくり動かしながらラインを出しつつフライを送り込みます。(流すというより送り込む感じです)

実際にはフライは中層に浮いていますが、フライやスプリットショットが川底をトントンとたたくイメージで、アタリを取るために必ずフライ先行で流すことが大事です。

斜め下流まで流れたらウェットフライのスウィングのように流れを横切らせるのも効果があります。このときもロッドティップは水平より立てておくと合わせ切れが防げ、魚がフライを食い込みやすいと思います。

 

魚がフライをくわえると、ラインの先端が引かれたり、手元にコツン!とアタリが伝わります。

ロッドを立て気味にすることでラインがたわみ、魚がフライをくわえたときの違和感を少なくすることができます。

 

アタリを感じたら、ロッド全体を持ち上げるようにゆっくり合わせます。

バシッ!とやると合わせ切れしますから慌てないことが大事ですね。

流れが早かったり、ロッドの上下が早いとフライはほぼ浮き上がってしまいます。オモリの調整や流心脇を流すなどの工夫をしながらやってみてください。

 

さらに、流れを良く見る(読む)ことでうまく流すことができます。

写真のようなポイントでは、泡を見ればどの方向に流れているか、どの方向が早いか緩いかがわかります。

流れる方向が分かればリーダーから先がどこを流れているかの見当がつきますね。

 

水中の流れも重要ですね。

(写真は真ん中が水面です)

流れには水中に引き込まれる流れと、浮き上がる流れ、岩陰などで巻き返す流れがあります。

当然流れの速さも違うので、フライ先行で流すためにはどれぐらいのテンションを掛ければよいか、フライがどれぐらいの深さを流れているかなど慣れてくると手元に感じる抵抗感で判断できるようになります。

 

また水中の流れをうまく使うことで、軽いフライを沈めることもできます。

下の写真なら落ち込みにフライをたたき込み、振り子のようにフライを操作し泡の下を通過させるわけですね。

ウェットフライで言う「縦のターン」です。(別の機会に説明します)

この縦のターンと、先日書いたピックアップ&フッキングを合わせれば、軽いフライでも沈んだ魚にアプローチできる可能性が上がります。場合によってはドライフライを沈めて・・ということも可能でしょう。

 

・・とまあ、こんな感じです。

誤解のないように、インジケーターを付けないことに価値があるわけではありませんし、リーダーにフロータントを塗ったり、細工をしたりしてアタリを取る方法もありますから、好きな方法で楽しんでいただくのが一番良いと思います。

自分は、なるべくモノに頼らずにテクニックや勘で釣りを楽しみたいと思っているので、こんな方法に辿り着きました。

三つのやり方は、フライをコントロールするという意味ではインジケーターを付けるより簡単な方法だと思います。皆さんに合うかどうかわかりませんが、興味がある方は養沢で試してみてください。

 

また、ドライフライは難しい・・と思われている方がいらっしゃったら、それは間違いだと思います。

ドライフライは水面上という2次元、一方でニンフは縦の動きをくわえた3次元ですから、フライのコントロールはニンフの方が圧倒的に難しいです。

ドライフライはキャストミスやドラグ、魚のUターンなどが見えるために難しいと感じ、ニンフはミスキャストもドラグもUターンも見えないことで失敗に気付かないのです。

上手くできないことができるようになることを上達と言うなら、まず、上手くできないことを理解する必要もありますね。

 

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