フライフィッシングであそぶ

養沢毛鉤専用釣場WEBサイト担当者ブログ
回収・・

ー タバコの吸い殻 ー

 

神谷橋の岩。

ちょうど目が行く場所にタバコの吸い殻がありました。

くわえタバコで釣りをして、手を伸ばしたここでもみ消したんでしょうね。

他に足元に2本落ちていました。

もちろん回収してきましたが、まだタバコのポイ捨てをする釣りがいるんですね。

 

自分も30年近く前までヘビー喫煙フィッシャーでした。

釣りの途中タバコを吸うこともあって、ベストのポケット一つは吸い殻入れにしていました。

今考えたらさぞかし臭かったでしょうね。

当時は魚の嗅覚のことなど知る由もなく、他人が不快な思いをすることも考えずに自分の都合で釣りをしていました。

魚のことを知ってからは禁煙して良かったと思えるし、臭いや吸い殻が他人の迷惑だと気づけたこともタバコを止めて良かったことです。

 

愛煙家の皆さん、フライの臭いは大丈夫ですか?

直前でUターンする魚に悩まされていませんか?

釣り人の中には嫌煙家もいらっしゃいます。

釣場の区間内は禁煙でなくても、せめて吸い殻くらいは持ち帰りましょう。

 

| 養沢のこと | 00:02 | - | - |
6月16日のストマック採取

ー キーは浅瀬でした ー

 

お昼過ぎ、釣り場に到着すると平日なのに駐車場はほぼいっぱい、事務所に顔を出して上流に向かいました。

木和田平駐車場は道路側までいっぱい、次の神谷橋駐車場に車を止め川を覗くと橋の上流に一人、栗の木〜遠藤前が空いていたので遠藤脇の駐車場に移動しました。

支度をしていると上流から釣り人が下ってきて、遠藤前と栗の木に入ってしまいました。

仕方なく神谷橋の下流に入るつもりで歩いて行くと、神谷橋の釣り人が上がるのが見えました。良かった、神谷橋から釣り上がります。

 

水はやや多目、魚は沈んでいて見えません。

 

表層にいる魚を探してやっとヤマメを発見、#16メイフライパターンを何度か流してキャッチしました。

 

ストマック。

消化されているものばかりです。

マダラカゲロウらしきニンフが数匹、翅らしきものがある虫は判別不能です。

 

続いて川底から一気に浮上したのはニジマスです。

 

いろんなものを食べています。

蜘蛛、蟻、ガガンボ・ラーバ・ピューパ・アダルト、ブユ・ピューパ、ウスバカゲロウらしき虫、カワゲラ・アダルトの残骸など多種にわたります。陸生昆虫が目立つのは雨の影響でしょう。

 

ごく小さなアリも何匹か出てきました。

これを餌と認識して食べているんですね。

 

神谷橋から浅瀬を釣り上がると、またしても上流から釣り人が釣り下ってきました。

最近、上流から下流に釣り下る人が目立ちますが、釣り場のマナーでは基本的に釣り上がりです。そうしないと釣り人同士がバッティングしてしまいます。

栗の木の手前まで浅瀬を釣り上がったところで突然の強い雨、車に避難しました。

浅瀬では1匹かけ損ない、2匹バラし、瀬の魚は手強いです。

 

雨が上がるのを待って神谷橋駐車場に移動、平和橋の上流から釣り始めました。

ここの上下は良い瀬が続くのに、上流にも下流にも釣り人の姿はありません。

 

魚は見えなくても浅瀬にいるはずと、#16のドライフライを流していくと手前の浅瀬で釣れました。(写真の右隅の赤丸です)

ニジマスです。

 

結構いろんなものを食べていました。

ガガンボ・ピューパ・アダルト、ブユのピューパ、カワゲラ・ニンフ、蠅っぽい虫、羽蟻らしき虫など多種にわたります。

 

そして対岸側の浅瀬でヤマメ。(対岸近くの赤丸あたりです)

何度かフライに反応して、やっと掛かりました。

20センチ程の浅瀬にいました。

 

ニジマスに比べて小さいものが多いです。

ガガンボラーバ・ピューパ・アダルト、ブユ・ピューパ・アダルト、ユスリカ・アダルト、マダラカゲロウ・ニンフ、オドリバエなど。

これで4匹のノルマ達成、ここで終了しました。

 

水が多めの時、魚は川底に張り付くことが多いですが、水深が浅ければドライフライとの距離は近く、フライに良く反応します。ただし浅い水深はフィッシュウインドウを狭めるため、フライを発見した魚は慌てて飛びつき、魚の食い損ない、釣り人の掛け損ないが多発します。流れが速いのも難しいですね。

 

ウェーダーを穿くと無意識に水に入ってしまうことがあると思いますが、浅瀬を釣るときは岸際の魚を驚かせないことが大事です。なるべく水際から離れて自分に近いところから釣る、水が多めの時は特にですね。

そのため、今年の養沢はほぼニーブーツで釣っています。できるだけ水に入らないことで足元の魚にも注意が向き、そういう魚に助けられているんじゃないかと思います。

 

※6月16日のストマック情報は近日中にアップします。

 

| ストマック日記 | 00:09 | - | - |
もう少し

ー 1本が完成 ー

 

竹竿は、2本目のコーティング2回目をやっています。

 

2本目のスレッドをグリーンに変えたのは正解でした。

 

リールシートを取り付ける前、1回目のコーティングが終わった時点で重さを比較してみました。

これが1本目、シングルフットガイド仕様です。

結構重いのはおそらく竹の素材のせいです。

 

2本目はスネークガイド仕様。

差は1.3グラム。こっちのストリッピングガイドの方が少々重く、ガイドを止めるスレッドの数が多いからでしょう。

 

1本目はリールシートを取り付けて竿として完成しました。

リールとのバランスは悪くないですが、やっぱりキャップが長くてカッコ悪いです。

このリング&キャップは国内ビルダーの竹竿から外したものだと思い出しました。20年ほど前の竹竿ブームのとき数万円で購入した中古竹竿をバラしたパーツです。

このキャップもかなり重いですが、フェルールはもっと重くてずっりしていました。フェルールを換えて竹のバット側を詰め、リールシートを換えて何とか使えるようになりましたが、竹竿選びの難しさを痛感しました。

 

雨の中で振ってみると、

ラインは見えませんが22〜23ヤード出ています。

もうすぐ2本目が完成するので、振り比べが楽しみですね。

 

あとはフェルールキャップを作って、袋を縫うだけです!

 

| ロッド・ネット作り | 00:12 | - | - |
やっぱり惨敗!

ー ヒメカゲロウへのライズ ー

 

神谷橋周辺でストマック採取をしたあと、気になって事務所下で釣ってみました。

5時前に事務所下に降り、空いているポイントからスタート。

しばらくして表層でライズするヤマメを発見、フライを#24に交換してキャッチしました。

下流から2つめのプールです。

 

フライはこれ、CDCをぐるぐる巻きにしたフローティングニンフ。

水面にベタッと浮くのがミソです。

 

もしかしてヒメカゲロウを食べているんじゃないかと期待して・・

かろうじてそれらしきものが入っていました。

ヒメカゲロウは体長3ミリほど、食べられているのはほぼフローティングニンフです。

 

派手な単発ライズが時々あって、フライを#18CDCカディスにチェンジ。

脇見をしていたらバシャッという音でロッドを煽ると掛かっていました。

ニジマスです。

偶然釣れたニジマスはストマックを採らず。

 

さらに上流のプールに移動。

ライズしているヤマメをしつこく狙ってやっとフックアップしたのに、これは外れました。

フライは#26フローティングニンフです。

 

時間は6時、そろそろヒメカゲロウへのライズが始まっても・・と思っていると、渡瀬橋のすぐ下で頻発ライズを発見しました。

どうやらニジマス、口が出るか出ないかのシッピングライズで極端に短いインターバルとなれば、間違いなくヒメカゲロウです。

ライズめがけて#26フローティングニンフを流し込むと、チラッ!でおしまい。

#28アダルトは最初から無視、#30アダルトもチラッ・・、そして#30フローティングニンフをしつこく流してやっとくわえたのにひとっ走りでフックアウト。

ティペットを0.175号から0.15号にチェンジして次は上流側のライズ、流れがよれてなかなかうまく流せず、やっと掛かったと思ったらこれも走られて外れました。

 

釣り場終了まで20分、何とかして1匹・・と思っているとゴロゴロと鳴り始め、間もなく大粒の雨が降ってきました。

ライズはストップしてThe End.

結局ストマックは確認できませんでした。

 

毎年この時期はヒメカゲロウに翻弄されます。

ライズはほぼニジマスで、一見すると簡単に釣れそうに見えるんですが、実際は#30のフライを見切ります。

それで、やっと掛けても、極細ティペット&極小フライではニジマスのパワーとスピードに耐えられず、今までニジマスをキャッチしたのは数えるほどしかありません。

過去のブログを探してみると2009年にありました。

中央上、左端、中央右下など、3ミリほどの細長いのがヒメカゲロウです。

 

不思議なことにヤマメはヒメカゲロウばかり偏食しているケースはほとんどなく、ユスリカやコカゲロウと一緒に食べていてフライがマッチしていなくても釣れます。しかしニジマスは強烈に偏食し、フライが完全にマッチしないと全く興味を示さないのです。

これまでの経験だとフライが水面上に乗っているとほぼスルーし、水面下に沈んでいてもだめ、唯一の可能性は水面のフィルムにぶら下がっている感じでしょうか。

さらにやっかいなのは、比較的流れが早いところでライズが起こることです。見えない極小フライをどうやってドラグフリーで流すかも難題です。

 

養沢のライズなら、そこそこシビアなものでも手を替え品を替えして何とかなりますが、このヒメカゲロウだけはお手上げのことが多いです。

この釣れない頻発ライズは梅雨明けまで楽しめます。

ライズが起こるのはプールの流れ込み、水深がある瀬などで、対象魚はニジマスです。

腕に覚えのある方、いかがですか!?

 

※2010年5月25日のブログに同じようなことを書いていますね。

興味のある方はこちら

 

| ストマック日記 | 00:08 | - | - |
金属フェルール

ー 金属フェルールに蝋を塗る ー

 

まもなく出来上がる竹竿のフェルールは、ハリキフェルールのノンステップ・エキストラショートを付けています。

短くて3ピースにぴったりのフェルールですが、日頃の取り扱いで気を付けていることがあります。

それは、咬んで抜けなくなるのを防ぐのと摩耗を予防するため、数回の釣行ごとに蝋を塗ることです。

 

で、ここからは自己流です。

フェルール全体に蝋を塗ると、差し込んだとき空気の逃げ場がなくなってフェルール内に圧縮空気が溜まります。

この圧縮空気がフェルールを押し出す力になり、最悪はキャストした瞬間にスポッ!ということが起こってしまいます。

事実自分は高価な竿のティップを流れにキャストしてしまい、慌てて溺れそうになったことがあります。

 

それを避けるために考えた方法です。

まずフェルールをアルコールでよく拭きます。

メスフェルールは綿棒で。

 

普通の蝋燭を使います。

 

ぐるりと1周塗らずに隙間を作りながら塗ります。断面から見るとこんな感じです。

縦に3〜4本の線を引く感じに塗ります。

差し込むと蝋が広がるため塗りすぎないことです。

 

これが正しい方法かわかりませんが、これで抜けやすくなることはありません。

また、金属同士の間に蝋の層ができて、今のところ咬んで抜けなくなる事態は避けられています。

注意するのは、ゴミが付着しやすくなるため差し込む前に必ず確認することです。

 

他に金属フェルールで注意する点は、引き抜く際にはガイドに手をかけず、捻らず真っ直ぐ引き抜くことですね。万が一のためロッドの滑り止めは常に持ち歩いた方が賢明です。

 

| タックル&ツール | 00:04 | - | - |
憂鬱な作業

ー 思い切って手を付ける ー

 

竹竿は順調に進んでいて、月末には川に持ち出せる状況が見えてきました。

今のうちにロッドケースの準備をしておきます。

 

友人から貰った中古のアルミケースを加工して使います。

7’0" 3PCに合わせてカットするわけですが、シルバーは上部に凹みがあるため下半分を、ブラックは上半分を使います。

 

まずはブラックから、長さを測って金ノコで切ります。

機械があればあっという間なんですけど・・

 

思ったより肉厚で時間がかかりました。

 

エンドキャップを外すためにもう1ヶ所カットします。

 

エンドキャップの接着剤を燃やします。

 

なかなか外れません。

パイプが硬いのにエンドキャップの素材が柔らかくて、変形してしまいます。

 

格闘すること40分、やっと外れました。

エンドキャップが歪んでしまいました。

 

キャップの歪みを直してから内側にクッションを貼り、エポキシ接着剤を付けて叩き込みました。

傷だらけになってしまいましたが、何とか嵌まりました。

 

続いてシルバーは下側を使います。

 

長さに合わせてカット。

 

こっちはキャップのネジ部分を移設します。

これは30分で終わりました。

 

シルバーもエポキシ接着剤でキャップ部を取り付け、2本が完成しました。

 

結局半日かかりました。

新しいものを買えばこんな苦労はしなくて済むのですが、アルミケース自体が高いうえに送料も高く、フェルール2個分くらいになってしまいます。

せっかく手元にあるんですから活用しない手はありませんね。

 

次はロッド袋、リールシートを接着して長さを確認してからですね。

今度の休日を潰すつもりでやります。

この分なら来週川に持ち出せるかもしれません!

 

| ロッド・ネット作り | 00:06 | - | - |
曲がった棒状の・・

ー 閃いたフライ ー

 

先日のストマック採取で閃いたフライを巻いてみます。

 

棒状になったウレタンフォームを使います。

2.5センチ程にカットして、

 

切り口を溶かして丸くします。

 

#12のフライフックに刺して、

 

ヘッド部分をスレッドで固定、ささやかにハックルを巻きます。

ハックルはなくても良いんですが、刺すだけではフライと言いにくいです。これで完成です。

 

上から見るとこんな感じ。

 

もうちょっと特徴を出したくて、ライターで炙って曲がりを強くしました。

ここ数年イワナ釣りで試してきた棒状フライの進化版です。

 

イワナ釣りでエルクヘアカディスやパラシュートでUターンするとき、オレンジ頭のアントなど棒状のフライが効くことが分かっていました。

5月に巻いたこれもよく使うパターンです。

魚はこれをどこで虫と判断しているんでしょう・・

ハックル? それともくびれ?

いえいえ、棒状という形自体が虫っぽいんじゃないでしょうか。

 

で、この間のストマック採取でブユのラーバを見て、あることに気付いたわけです。

ブユは棒状でも真っすぐじゃなくて全部曲がっている、それなら棒状フライも曲げてみようと。

実際に巻いてみると曲がっている方が確かに虫っぽく見えます。

でも、イワナはどう見てくれるんでしょうか。

まもなく都外の川で試すことができます。

 

| フライフィッシング・釣り | 00:20 | - | - |
高級品ばかり

ー 友人から頂いた高級品 ー

 

勢いで買ったものの、使わないから・・と友人から貰いました。

まずはハックル。

グリズリー、ブルーダン、ブラックと頻度が高そうな色です。

それぞれが1万円ほどで、自分は使ったことがない高級グレードです。

これならきれいなドライフライが巻けますね。

やっぱり拘るならコックハックルでしょう!

 

ツール類もたくさん。

 

どれも高級品ばかり。

 

3段式のC&Fと中が透けるANVILのヘアスタッカーは実によく考えられています。

エルクヘアカディスを巻くのが楽しくなりそうです。

アンダーファーを梳き取るコームが付いているんですね。

 

最近極小フライをなくすことが増えて、そろそろお世話に・・と思っていたところでした。

買うと結構高いんです。

 

これはスイッチロッドやダブルハンドのラインに使えますね。

ブレイデッドループも作れます。

それにしても、これ、何に使おうと思ったんでしょうか・・(笑)

 

その中で特に気に入った逸品。

Orvisのロゴが入ったダブルのジンカーです。

カッコイイでしょう。

ちょっと重いので、バッグに付けましょうか。

 

他にハックルプライヤーとか、ネットリリーサーとか、精密ピンセットもあります。

これだけあると、自分の使い勝手にどう組み込むかを考えるのが楽しいです。

自分ではなかなか買えないモノ、当たり前を見直すチャンスですね。

 

熟練していく技術に合わせてタックルはだんだん低性能に、身体の衰えをカバーするツールやアクセサリーは便利なものに、身体の負担を減らすためにウェダーやウェアはより快適なものに、このバランスを取りさえすればフライフィッシングは生涯の趣味として楽しめると思っています。

あとは、やり過ぎないこと、見栄を張らないこと、正直に楽しむことですね。

 

| タックル&ツール | 00:04 | - | - |
なかなか良い感じ

ー 再度試し振り ー

 

竹竿は、ワンフットガイドの方からラッピングをし1回目のコーティングをしました。

楽しみにしていたダークオリーブのラッピングは、コーティングでほとんど黒になってしまいました。

まあ、これはこれでヨシとしましょう。

 

もう1本のスネークガイドの方を8割方ラッピングしたところで、やっぱり少しグリーンぽい方が・・と思い始めて、試しにグリーンで巻いてみました。

右がダークオリーブで左がグリーン、やっぱりグリーンの方が良さそうです。

 

翌日、ダークオリーブを全部解いてグリーンで巻き直しました。

コーティングで良い色になりますように!

 

さらに翌日、シングルフットガイドのコーティングが硬化して、再度ラインを通して振ってみました。

リールはテープと輪ゴムで刈り止め、

 

#4ラインを通してみると、テープで仮止めたときより柔らかく感じます。

ストリッピングガイドはセラミックリング、竹竿=**みたいな定番は面白くありませんからね。

 

イワナ釣りで最も多用する4〜5メートルではリーダーがきれいにターンしました。

ピンポイントキャストも悪くありません。

10メートルほどまで伸ばしても普通にラインコントロールできて、心配していたほどの違和感はありません。

 

紙テープよりもスレッドとコーティングの方が重さがあってロッドが柔らかく感じたと思いますが、そうなるとスネークガイドの方が柔らかく感じるかもしれません。

もしそうなら当初の予想の逆で、試した甲斐があるというものです。

 

このペースなら1週間もあればロッドは完成します。

そろそろケースの準備も始めたいですね。

 

| ロッド・ネット作り | 00:04 | - | - |
ストマックから考える釣り

ー この時期のキーになる虫 ー

 

6月3日に採取したストマック。(ストマック情報はこちら

 

ヤマメ1はブユのラーバがキーです。

全長5〜6ミリの棒状の虫です。

 

ブユのラーバは瀬の石にこんな形でついています。

当然流されることが多く、この時期の魚の多くが捕食しています。

特に必ずといって良いほど食べているのが流れに出ているヤマメです。表層近くを流れるブユを右に左に動きながら捕食して、時には水面に口が出ることもあります。

こういうヤマメに対しては、#18〜#20くらいのノーウェイトのニンフ、ユスリカピューパなどを鼻先に流せばほとんどの魚が反応するはずです。

ただし、フライは見えませんから、魚の動きでフッキングすることになります。

 

続いてニジマス1は、1センチ弱の甲虫を食べていました。

水生昆虫が羽化してニンフが少なくなる夏から秋は、陸生昆虫への依存度が高くなります。

特に雨や風の後は水面に落ちる確率が上がりますから、その日の天候次第でテレストリアルでの釣り上がりも効きそうです。

 

ヤマメ2はコカゲロウに偏っていました。

青丸はスピナー、青矢印はニンフ、左端にはダンと思われるものがいます。

これだけコカゲロウが食べられていることから、相当数がハッチしていたと思われます。

やや緩い流れでライズを繰り返したはずで、#18くらいのドライやフローティングニンフで対応できるでしょう。

そして赤丸はカディス・ピューパです。雑誌などに登場する形のまま出てきました。浮き上がるようなニンフや小さなウェットフライも良さそうです。

 

そしてニジマス2。

虫らしいものは少なかったですが、はっきり判別できるものがいました。

現地では小さなストーンフライかと思いましたが、写真を拡大するとシャックが付いたコカゲロウでした。

脱皮直前のニンフが食べられた後に脱皮することはありますが、これは翅の伸びているので羽化直後に食べられたのかもしれません。

体長は8ミリほど、#18くらいのスリムなドライやフローティングニンフがイミテーショーションになりますね。

 

そして友人が釣ったヤマメ。

大きなガガンボを食べていました。

ガガンボの体長は2センチほど、長い脚を足せば相当な大きさです。

 

養沢のヤマメとニジマスを比べるとヤマメの方が圧倒的に悪食で、食べているものの幅が広いです。

それなのにフライにセレクティブになるのは、多くの釣り人に攻められていることが関係しています。一度怪しいと思ったフライには反応が鈍くなりますから、ドラグが掛かってしまったらフライをチェンジするくらいの慎重さが必要です。

またヤマメへのフライは小は大を兼ねる場合が多くあり、他の釣り人よりサイズを小さくすると良い反応が得られることがあります。

 

ストマック情報は、有効なフライパターンや釣り方のヒントになります。

養沢は毎週魚が放流されている管理釣り場ですが、リリースされた魚や釣られずに川で生活している魚がたくさんいて、そういう魚は簡単に釣れません。

釣り人が知恵を絞ってテクニックを駆使して、それでもどうにもならない状況が少なくないのです。

魚釣りの面白さは数釣りとは限らず、大物狙いとも限りません。難しいスレッカラシをどうやって釣るかという泥沼の楽しさだってあるんです。

養沢は、それを目当てに通ってくださる少々変態気味のお客さんが多いのも特徴です。

 

| ストマック日記 | 00:10 | - | - |
イギリス土産

ー 見たことがないフロータント ー

 

友人から、渡すのを忘れていたとイギリス土産が送られてきました。

リキッドタイプのフロータントで初めて見るボトルです。

 

ちょうど良かった、手持ちのホルダーにぴったり。

こうして持ち歩けば・・と思ったのですが、

 

キャップを取ってみると変わった形の中蓋がついていて、

 

穴が開いた受け皿のようになっています。

ここにフライを入れてキャップを締め、ボトルをひっくり返して溶剤を塗すんじゃないでしょうか。

 

ということは、ティペットに結ぶ前ですね。

持ち歩くというより、タイイング後にLOONのハイドロストップ的に使った方が良いかもしれません。

早速やってみます。

確かに、中蓋のおかげでフライが簡単に取り出せます。

 

2本やりました。

ハイドロストップより早く乾くので、フライボックスを忘れるリスクも減りそうです。

 

かつてリキッドフロータントばかり使っていた時期があります。

パウダーのように色が変わらず、ペーストのように油膜が広がらなくて良かったんですが、ベストが染みだらけになってだんだん出番が減りました。

でも、こうして巻いたフライを浸けるならベストが汚れる心配はありません。

買えなくなったハイドロストップの代わりにちょうど良いんじゃないでしょうか。

 

| タックル&ツール | 00:03 | - | - |
グリップが完成

ー リールシートとグリップ ー

 

リールシートを金具に合わせて削ります。

 

なるべくまっすぐになるように、太さを確認。

 

最後は細かい紙やすりで仕上げます。

 

予定していた金具の他にもう一つ合いそうなキャップが出てきました。

ちょっと長くてカッコ悪いですが、リングと同じ模様なのでこっちの組み合わせの方が正しいかもしれません。

 

なぜならギャリソンタイプのキャップはリールフット部が出っ張っているので、もう少し大きいリングでないとリールが固定できません。

 

これならコルクを削れば両方が合いますね。

 

もう一つのコルクはこんな風に削りました。

手でコツコツ削ったせいで凸凹があります・・

 

グリップを接着。

結局片方は細いグリップにしました。

 

届いたスネークガイドもフットを削って準備完了。

 

リールシートを取り付ける前にガイドをラッピングします。

コーティングをしてモーターで回すときにリールシートがない方が楽だからです。

いよいよ最後の仕上げ、竹の棒はまもなくフライロッドになります。

 

| ロッド・ネット作り | 00:07 | - | - |
ついに処分

ー 最古参のウェーディングギア ー

 

来月には出番がありそうな夏用のウェーディングギアを引っ張り出して、さすがにこれは・・という2点を処分することにしました。

 

ゲーターは裾がボロボロ、元の色が分からないほど褪色しています。

これは20年ものですね。

 

そしてこれはウェーディングギアの中で最古参、27〜28年もののソックスです。

 

'80年代に穿いていたナイロン製ストッキングウェーダーは、足元が袋状になっているだけで靴の中で収まりが悪く、ウェーダーの上から分厚いウールのソックスを穿いていました。

それでも川を歩くとつま先にウェーダーが溜まってしまって、時々靴を脱いで直すのが普通でした。

その次に買ったのがこのソックスです。'90年代の前半だったんじゃないかと思います。

ウールのソックスより遙かに収まりが良くて、なんて便利になったんだろうと思ったものです。

 

'90年代半ばに足元がクロロプレーンのウェーダーが発売され、ウェーダーの上に穿くことはなくなりましたが、夏の釣りにはつい最近まで使っていました。

さすがに硬くなって穿くのも脱ぐのも大変、もう限界です。

これでゲーターとソックスの組み合わせは一組になりました。

普通に考えれば十分なんですが、不安と言えなくもありません。

ソックスだけでも予備を買っておきましょうかね。

 

 

| タックル&ツール | 00:06 | - | - |
載せられない虫

ー 変な虫と気色悪い虫 ー

 

釣りのついでにハッチしている虫も捕まえました。

その中で、これは何?

という変な虫がいました。

テール3本で一見するとフタスジモンカゲロウ・・

というより、ボディはモンカゲロウに近いんですが、モンカゲロウなら翅に模様があります。

顔もカゲロウと違うし、何よりおかしいのは後翅がないのです。

どう見てもカゲロウではないですね。

何とかもどきっていうヤツでしょうか。

残念ながらハッチ情報には載せられない変な虫でした。

 

そして気色悪いこれ!

7〜8センチもありそうな百足(ムカデ)です。

過去にヤマメのストマックから出てきたことがあって魚の餌にもなっているようですが、毒があるので噛まれると激しい痛みを伴います。近寄らない方が賢明ですね。

 

そしてこれはカワゲラの抜け殻。

大型のオオヤマカワゲラのようです。

木和田平橋の橋脚部分にたくさんありました。

オオヤマカワゲラは水辺からかなりの距離を移動して羽化し、事務所脇の手摺りで抜け殻を見たこともあります。(こちら

 

ハッチ情報は近日中に掲載します。

 

| ハッチ情報 | 00:10 | - | - |
コツコツ続ける

ー 細かい作業 ー

 

できあがったブランクは今までのどの竿よりバットが太く、どうなっちゃうんだろうと不安でした。

まあ、何とか使えそうだと分かって、次の作業を進めます。

 

グリップとリールシート、ガイドの準備をします。

1本のリールシートはパーツが揃っているので、もう1本のリールシートをガラクタの中から見つけます。

しょうが無いガラクタも捨てずにとってあります。

 

以前友人からいただいたリング&ポケットを使うつもりでしたが、この竿には太すぎることが判明して、唯一使えそうなものはこれだけでした。

ちょっとみすぼらしい・・

 

と思って金属磨きで磨くと、なかなか良い感じになりました。

これにしましょう。

 

こんなものも出てきました。

20年以上前に塗装を重ねたウッドフィラー、金具はありません。

きれいな虎目ですが、ウッドフィラーはこの先も使わないので処分しました。

 

スネークガイドを在庫から組み合わせます。

 

逆巻きのイングリッシュスネークやファインワイヤー、メッキも微妙に違ってなかなか同じものが揃いません。

結局、面倒になって買うことにしました。

 

揃っているワンフットだけフットを削っておきます。

グリップ周りは半分くらいまで進んでいて、あとはリールシートの加工をすればすべてのパーツが揃います。

 

実際に釣りに使ってみるまで、不安はつきまといます。

自分だけが使うなら、イワナ釣りに強めの竿が欲しいと思っていたので出番は多いはずです。しかし、1本は人にあげるつもりで、軽いグラファイトからの持ち替え、最初の1本には重くて強いかもしれません。

まあ、あまり期待しないでもらいましょう。

 

イメージは山岳渓流のイワナ釣りです。

岩際のピンスポットに大きめのフライを叩き込み、イワナの硬い口にがっちりフックアップできる竿です。

ラインは#4、近距離なら#5も使えると思います。

もちろん20ヤードくらいなら問題なくキャストできるでしょう。

 

| ロッド・ネット作り | 00:04 | - | - |
さらに凄かった!

ー 友人はほぼ爆釣 ー

 

先に釣っていた友人は、すごい数を釣っていました。

以下友人のコメントです。

 

この日は「尻」がキーワードでした。

瀬尻、渕尻に定位していたヤマメはやる気満々で、尻にキャストしてそのヤマメをキャッチ、大好きなしてやったりの釣りでした。

また、水深がないチャラ瀬の釣り上がりも反応が良く、楽しめました。ただ、魚はスレていて、フライをジックリ観察、流石に養沢のヤマメでしたね。

12〜3匹くらいまで数えていましたが、途中で数が分からなくなりました。たぶんヤマメだけでも20匹以上は釣れたと思います。

 

最初のうちは丁寧に撮りました。

 

養沢生まれのようなきれいなヤマメ。

 

これは放流のレギュラーサイズ。

 

黒点が多いヤマメ。

 

やや痩せています。

 

これも美形。

 

幅広でヤマメらしい魚体。

 

前半分は美形でも、残念ながら尾びれが欠けていました。

 

ヤマメだけでなくニジマスも釣れて、途中で撮るのを止めました。

久しぶりの養沢で1年分のヤマメを釣ったと思います。

 

養沢を愉しんでくれたようです。

自分が少しだけ釣った感じでも、ヤマメは浅い瀬にもいて、こんな所・・というポイントから飛び出しました。普通なら気にせず通り過ぎるような場所です。

中〜上流部では、プールに溜まった魚に足止めを食らった方と、瀬を釣り上がった方で大きな差が出たようです。

プールに群れた魚に目を奪われ、不用意に近づいた足元から走った魚でポイント全体が警戒モードに入る悪循環もあったんじゃないでしょうか。

ヤマメ狙いならまずは足元ですね。

 

| 養沢のこと | 00:09 | - | - |
久しぶりに養沢で釣る

ー 上流部でちょい釣り ー

 

友人が来ると聞いて、養沢に行ってきました。

昼頃到着、すでに釣っているはずの友人を探すと石舟にいました。

7時頃ポンプ小屋から釣り始め、釣り上がって来たとのこと。

さすがに朝早いですね。

様子を聞くと、ヤマメの反応が良く、浅い瀬にもいる、渕尻にもいて一般渓流みたい・・と。

それならここでストマックを採ろうと準備を始めました。

 

ロッドはARTISTスムース、7'11"#3、ティペット0.3号、フライはCDC系の#16。

ニーブーツで川に下り、キャストを始めるとラインが絡んでうまくいきません。

ガイドを飛ばしていました。慌てていますね。

 

浅い瀬にキャストするとすぐに反応があったのに、すっぽ抜け。

友人の言うとうり浅い瀬に魚がいます。

 

もう一度・・

今度は掛かりました、ヤマメです。

 

続いてちょっとした深瀬で反応があって、フライを#18にチェンジするとニジマスが釣れました。

口には別のフライが刺さっていました。

(左が自分のフライ、右の大きいのが刺さっていたフライ)

 

フライを外そうと思ったら、なかなか外れずフォーセップでやっと外しました。

今時管理釣り場でバーブ付きはないですね・・養沢でもバーブ付きフックは禁止です。

 

続いて瀬尻でヤマメ。

 

さらにちょっとした弛みでニジマス。

30分でノルマ達成です。(ストマック情報は近日中に掲載します)

 

上流部は釣り人が少なかったんでしょうか。

一般渓流のようなポイントから次々に魚が飛び出して、イワナならここ・・という巻き返しからはニジマスが出ました。

ノルマ達成でこのままリリース。

 

下流から上がってきた友人はこんなポイントで、

 

ヤマメ。

この時期の上流域は、魚がプールに溜まっていることは少なく、特にヤマメは瀬に出ています。

思わぬ浅瀬にもいるので、足元から釣ることが大事ですね。

 

ところで、管理事務所に「Fishing Cafe」という雑誌が置かれているのをご存じですか。

釣具のシマノさんが発行している雑誌ですね。

この中で養沢が紹介されています。

釣り場の成り立ちが書かれていて、釣場開設日の様子には「バーブレスフックで愉しんだ・・」とあります。

1955年当時すでにバーブレスフックが使用されていたことに驚きますが、釣り場に飾られているブレークモア氏のフライにも珍しい形のバーブレスフックが含まれていたと思います。

 

あれから65年、バーブレスフックの使用がルールになって20年経ちました。

それでもまだバーブ付きフックが使われているようです。

もし、気にしていない方がいらっしゃったら、是非気にしてください。

バーブ付きフックは人に刺さると大怪我になります!

 

Fishing Cafe  vol.65 

発行元:株式会社シマノ 

税込み640円 ネットの書店でも購入できます。

 

| ストマック日記 | 00:06 | - | - |
我慢できずに

ー 試し振り ー

 

2回目の塗装が乾いたばかりなのに、我慢できずに振ってみることにしました。

 

ワンフットガイドをテープで仮止めして、

 

グリップを差し込み、リールもテープで固定。

 

#4ラインをガイドに通して、

 

まずは5メートルでフォルスキャストを繰り返してからラインを落としてみました。

ループは問題なし、ロッドの暴れは少なく意外に良い感じです。

ミドルがやや強目で重いグラファイトのような感じです。

ただ短い距離では、ロッドの自重に負けてラインの重さが感じにくいです。

これなら竹竿を振り馴れていなくても使えそうですが、グラファイトに比べると重いです。

 

12〜3メートル出してみると、ミドルの強さは気にならなくなりました。

渓流でこの距離をキャストすることほとんどありませんが、そこそこの大場所でも十分使えます。

意識してロッドを立て吟味にしなくてもベリーが落ちず、ゆっくりでもラインがついてきました。

ミドルからバットにかけてしっかりしていることでロッドのブレも少ないです。

 

せっかくなので、5年前に作ったフニャフニャの#4と振り比べてみます。

ロッドの曲がる場所が全然違い、最初の竿のように振るとループが広がってベリーが落ちてしまいます。

ストロークを大きめに、ティップを使わずバットを曲げる感じですね。

これが自分の慣れた竿なのですが、やっぱり柔らかい竿はコツが要ります。

 

実際にガイドを巻いてコーティングをすると雰囲気は変わりますから、1本には軽いワンフットガイド、もう1本には普通のスネークを付けて差を確認するつもりです。

予想ではワンフットガイドの方が曲がりやすく、スネークの方が曲がりにくいんじゃないかと思いますが、重さからすると逆になることもあり得ます。

 

さあ次はグリップ周り、これはちょっと手間がかかります。

 

| ロッド・ネット作り | 00:05 | - | - |
キャップ

ー ダメになって ー

 

一番出番が多い春夏用のキャップ。

汗染みが気になって、重曹水に浸けておきました。

完全には落ちません。

洗いすぎで褪色しているし、今シーズンが最後かもしれません・・

 

と思ったら、後ろのベルトが割れていました。

残念ながらこれはもう限界です。

 

処分してすぐ同じものを買いました。

ついでに夏用のメッシュも。

 

この間も赤い帽子を買ったばかり、釣り用帽子はいったい何個になったんだろうと数えると15個ありました。

かつて12着あったベストを半分にした代わりに、帽子が少しずつ増えていたんですね。

まあ、金額にすればベストの1割ちょっと、小遣いの範囲で十分楽しめます。

 

| タックル&ツール | 00:04 | - | - |
2回目の塗装

ー 文字を入れて ー

 

1回目の塗装が乾きました。

今まで使って来た竹よりも素材の色が濃く、見た目はかなり違います。

文字を入れる場所を決め、

 

どんな感じか継いでみました。

ガイドが付いていないので硬く感じますが、ティップアクションは間違いないですね。

おそらく今まで作った竿とは別物です。

張りがあるのは素材のせいもありそうです。

 

ブラックインクで文字を入れました。

似たような竹竿が何本もあって、自分が分かるように"Dry Fly"としました。

 

ミドルとバットを再び塗装して、塗装の工程は終了です。

 

邪魔だったディッピングマシーンを片付けます。

 

大掛かりな作業はこれで終わりです。

グリップとリールシートに1週間、ガイドの取り付けとラッピングで1週間、袋を縫って、手元にあるアルミケースをカットして、6月の下旬には使えそうです。

ということは、都外への移動自粛が解除されてからで、いきなりイワナ釣りも悪くないですね。

 

| ロッド・ネット作り | 00:04 | - | - |
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