フライフィッシングであそぶ

養沢毛鉤専用釣場WEBサイト担当者ブログ
ラインを変えたら
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    ー このロッド、良いじゃないですか! ー

     

    ストマック採取は、秋川で使ったのがまだ乾いていなくて、履く前から濡れているウェーディングシューズでスタートしました。

    今までなら、別のセットを持ち出してベランダにウェーダーが何着か並んだんですが、最近は横着になって、どうせ濡れるなら・・とそのまま持ち出しました。

     

    で、肝心のストマック採取は、せっかくスムースを持って行ったのに#3リールを忘れて、積みっぱなしのグラスロッドです。

    7'6" #3のグラスに、巻き癖が取れなくなって入れ替えた予備ライン、コートランド444 CLASSIC SYLK #4です。

     

    これまでの予備ラインは、テーパー部が短く、ラインが出るとロッドに急な負荷が掛かってぎくしゃくしましたが、CORTLAND SYLKはテーパー部が長く、距離を出しても穏やかで滑らか、まるで別の竿のようでした。

    ラインでこんなに印象が違うんですね。

    ラインとロッドは必ず組み合わせて使うのに、何種類ものラインで試し振りはできません。せめて各部位の長さや重さ、硬さなどの細かい情報があれば、ライン選びもちょっと変わってくるんじゃないでしょうか。

     

    今まであまり出番がなかったグラスロッドでしたが、フッキングしてからバラしにくい(この日もバラしはゼロ)し、グラスにしては軽い55g、このラインとの組み合わせならメインロッドになりますね。

     

    | タックル&ツール | 00:01 | - | - |
    4月14日のストマック採取
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      ー 花見と釣り ー

       

      養沢の桜は満開、写真を撮りがてらストマック採取をしてきました。

       

      事務所周辺は大混雑で駐車場もほぼ一杯、隅っこにやっとスペースを見つけて車を止め、歩いて上流に向かいました。

      川を見ながら歩いて行くと、ポイントごとに釣り人がいて、空いていた西野橋の上流に入ることにしました。

       

      最初はニジマス。

      誰も釣らないような浅瀬で出ました。(ニジマス1)

      フライは#16CDCカディス。

       

      ストマックは、

      大量の藻に混じって出てきたのは、オオクママダラのスピナー。

      オオクマは例年4月の上旬にハッチしますが、今年は少し遅れたようです。

       

      ここでフロータントを紛失、いくら探しても見つからず、水気を取ってフォルスキャスト・・

      沈んだドライをくわえました。ニジマス2。

      これもCDCカディス#16。

       

      大量に食べていました。

      まずAは、一見オナシカワゲラかと思いましたが、カワゲラではなくトビケラ(カディス)のアダルトでした。透明に近い翅はトランスクィラナガレトビケラでしょうか。

      Bはカゲロウのスピナーですが、オオクママダラにしてはボディが細いので、種類は不明としました。

      Cはよく見るとニンフから脱皮途中のダン、おそらくオオクママダラだと思います。マダラカゲロウは水面でハッチするくせに脱皮に時間がかかるので、最も食べられやすく、この状態のものが良く出てきます。

      Dは蟻です。形がすっかり残っているので食べたばかりでしょう。テレストリアルは夏のイメージがありますが、4月頃から秋までずっと食べられています。水性昆虫のように季節感がなくていつでもいるという理由もありそうです。

       

      次はやっとヤマメ1。

      瀬でライズしていたくせにフライにはシビアで、#24でやっと掛けました。

       

      ヤマメにしてはいろんなものを食べています。

      まず最も目立つAは、オナシカワゲラと思って拡大すると、脚にトゲが見えました。トビケラ(カディス)アダルトです。折れ曲がった翅の模様からヨツメトビケラと言いたいですが、養沢では例年5月中旬頃から見られるのでちょっと早いような気がします。

      Bもトビケラのアダルトでこちらはやや小型、消化されかけているので種類は不明です。

      ライズしていた割に消化されかけているものが多いのが不思議ですが、釣れたフライと関連付けると、朝夕は大きめのものを食べて、昼間は小さなものを食べていたのかもしれません。

       

      次は掲載しなかったニジマス、2-2としましょう。

      フロータントがないせいで、沈んでしまうフライを乾かすのが面倒になって、そのままウェットとして釣りました。

       

      ストマックはユスリカアダルトだけ。(掲載していません)

      ニンフやウェットで釣ると、積極的に餌を食べていない魚も釣れてしまうので、こういうストマックが多くなります。

      沈めた方が数は釣れますが、ストマック情報としてハッチに関連して掲載出来るのは、ドライで釣ったときの半分くらいでしょうか。

       

      最後はニジマス3、立岩の渕尻で釣りました。

      #16CDCダンを頭の上に落として、反射的に食わせました。

       

      ストマックは、釣れたフライと対照的で繊細なものばかりです。

      まず、赤矢印はユスリカピューパです。

      藻のなかにもいるかもしれませんが、写真で確認できたのは2つだけです。

      黄色は、コカゲロウなど小さなメイフライニンフ、藻を食べているのがいかにもニジマスっぽいですが、まるでセレクティブなヤマメみたいな内容物です。

       

      1時間半でタイムアップ、ぎりぎり掲載できました。

       

      | ストマック日記 | 00:17 | - | - |
      紛失続き
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        ー なくしたクリッパーを買ったら・・ ー

         

        先日行った秋川で、クリッパーをピンオンリールごとなくしてしまいました。

        20年以上研ぎながら使っていたので残念です。

        できれば同じTIMCOさんのステンレス製ブラック・・とネット通販で探すと千円以内で見つかり、ついでにピンオンリールも買い物かごに入れておきました。

         

        養沢から帰って購入手続きをするつもりでいたら、養沢事務所で発見、クリッパーも売っていたんですね。

        税込みで900円、通販サイトとあまり変わりません。

        ついでにリーダーも割安だったので芦ノ湖用を2つ。

         

        これで一安心して、ストマック採取に向かおうとスムースを継ぎ、リールを探すとありません。

        またしても予備リールの登場です。

        実は前回予備リールを使って古いラインに四苦八苦したので、別のものに入れ替えてありました。

        ラインが#4なのでロッドも予備のグラスにチェンジ、まったくいやな予感が続きます。

         

        ポイントに着いてフライを結び、フロータントを探すと、ポケットには秋川で使ったままのジェルタイプが入っていました。

        これでもいいや・・、CDCカディスに塗って釣り始めるとまもなくニジマスをキャッチ。

        ストマックを採って、フライの水気を取り、フロータントに手を伸ばすとポケットにありません。

        慌てて他のポケットを探しても見つからず、歩いた距離の数メートルをいくら探しても見つからず、結局、水に落として流れてしまったと諦めました。

         

        フロータントがないドライフライはきついですね。

        水気を取ってフォルスキャストしても、1〜2度流せば沈んでしまい、大きめのフライを使ってもフライチェンジが忙しかったです。

        1時間半ほどしか時間がなかったので、ギリギリ4尾が精一杯でした。

         

        | タックル&ツール | 00:01 | - | - |
        とりあえず・・
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          ー 完成というより一段落 ー

           

          昨年末から始まったロッド組み立てシリーズの最後、14'0" #11/12がついに完成したと思って一昨日ブログにアップしたのですが、まだ作業が残っていたことに気付いて慌てて削除しました。

          その後の作業を含めて、ラッピング後の作業の様子をまとめました。

           

          4月2日のブログの後、予定通りコーティングに入りました。

          モーターで1セクションずつ回すので、2回塗りなら6日かかります。

          1回目のコーティングは予定通り3日で終了、ここまでは特に問題はありません。

           

          2回目のコーティングはガイドが多いミドルから。

          厚めに塗りたいので薄め液を使わず、暖めて柔らかくしながら塗りました。

           

          翌日はティップ。ガイド数が多くても細いのでミドルよりは楽でした。

           

          さらに翌日、バットを塗ろうとすると1回目が硬化せず、ベタついていました。

          またしても硬化不良です。混合比の間違いでしょうか。

           

          このセクションはガイドが一つだけなので思い切ってやり直すことにして、スレッドを切ってガイドを外し、中途半端に硬化したコーティング材を削り落としました。

           

          再びラッピング。今度はティップをグリーンに。

           

          1回目から2日置いて2回目のコーティングをした状態です。

           

          1日経ってモーターから外し、さらに1日放置して、今度はべたつかず硬化しました。

           

          これで完成・・とフェルールにワックスを塗って継ごうとしたら、オスフェルールの先端を塞ぐのを忘れていました。

           

          コルクを削って塞ぎ、

           

          丸1日置いて継いでみました。

           

          さすがに重い、重量は358.5グラム。

          先端が重い上に、ベローンと曲がるので特に重く感じます。

          でも、この程度なら十分使えます。今年のサクラマスに持ち出せそうですね。

           

          完成といっても、今回も完全ではありません。

          まず、せっかく付けたマーキングのドットは、見事にずれていました。

          さらにティップのコーティングがやっぱり少しベタつきます。

          使うまで一月あるので、ティップだけでもやり直そうか迷います。

          まあ、このままでも誰にも迷惑はかからないので、じっくり考えてからにします。

           

          さすがに3本連続は長かった!

          しばらく竿作りはしたくない気分ですが、まあ、3本で3万ちょっとならやった甲斐があります。

          既製品を買ったと思えば、何カ所かの年券は捻出できましたね。

          でも、こうして竿を組み立てるのは、コストだけが理由ではありません。

          安物ブランクは、高価なブランド品に比べて素材は劣り、シャフトも曲がっていたりして、ロッドとしての性能は劣ります。でもそこに、自分が作ったという思い入れがあることで、使い熟すための工夫と努力が生まれます。

          その過程こそ、自分にとってはフライフィッシングの最も大事な部分です。

          完成度が高いものほど興味をそそられないのはそのためです。

           

          | やってみました | 00:02 | - | - |
          湖のキャスティング
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            ー ラインを置くように ー

             

            今月中にもう一度芦ノ湖に行くつもりでフライの点検を始めると、ティペットが絡んだフライを思い出しました。

            直しておきます。

            真ん中の一番手前、ハックルにティペットが絡んだフライです。

             

            ルーペで見ながら外します。

             

            取れました。

            これは最初に使ったフライで、湖でのキャスティングをすっかり忘れていたせいでティペットが絡まり、リーダーにウインドノットも出来てしまいました。

            普段キャスティング場で距離ばかり気にしてキャストする癖がついて、水面に落ちたラインやリーダーのことをすっかり忘れていたのです。

             

            湖で水面下を釣る場合、ラインとリーダーがどう落ちるか(沈むか)はとても重要です。

            テーブルで再現してみましょう。

             

            この仕掛けの全長はほぼ40cmあります。

            ラインもリーダーも真っ直ぐ伸びるとこんな形で着水しますね。

            これをAとします。

            先端までの距離は大凡40cm。

             

            ところが、キャスティングが上手くいかなくて、こんな形で着水したとしましょう。

            よくあるケースで、向かい風ならなおさらです。これをBとします。

             

            リールから出ている距離がAと同じなので、キャストした瞬間は40cm先にフライが落ちていると思ってしまいます。でも実際の距離は25cmです。

            Bは距離が短いだけでなく、多くの問題があります。

            ・この状態でフライが沈み、魚がくわえても、ラインスラックでアタリが取れずフッキングもできない。

            ・リトリーブしても、ラインスラックを取っているだけでしばらくフライは動かない。

            ・ウインドノットや絡まるなどのリーダートラブルが多発する。

            ・消耗するエネルギーの割りに釣れる範囲が狭い。

             

            こうならないために、自分はシュートでラインを力一杯投げず、水面近くに伸ばして置くようにしていました。フィニッシュでロッドを水平近くに倒してループを水面近くに作り、最後にリーダーがパコン!とターンする感じです。

            思い出してやってみると、リールから出る距離は短くなってもリーダーのトラブルはなくなり、魚の反転もアタリもありました。

             

            実はこれは湖だけでなく、川のウェットフライでも起こります。

            ただ、川では流れでリーダーが伸び、そこからスイングを始めれば特に問題はないように思えます。

            でも、実際にやってみると魚の反応は明らかに違います。

            サクラマスが釣れなくても、友人にはニゴイやヤマメが釣れるのに、自分には何も釣れない、その原因の一つがターンしないリーダーでした。

            先日の秋川でもカワムツやウグイが釣れたのは、きちんとターンさせることに重点を置いたからともいえます。ドライフライとウェットフライのキャステイングの違いがようやく分かってきました。

             

            使うタックルは、どこに重点を置くか、何を目的にするかで求めるものが大きく変わります。

            でもそれは、しばらく使ってみないと分からないこと、だからタックルばかりが増えてしまうんですね。

             

            | フライフィッシング・釣り | 00:02 | - | - |
            今シーズン9回目
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              ー 今日こそ釣り ー

               

              天候が回復した水曜日、さっそく川に行ってきました。

              出がけまで奥多摩にしようか秋川にしようか迷って、花見の人が少なそうな秋川に行くことにしました。

              下流から様子を見ていくつもりで、最初の場所に到着、早速川を見ます。

               

              随分前に来たことがあるプールです。

              前日の雨で水はやや増えた感じ、少し濁りが入っています。

               

              しばらくライズを待っていると、対岸よりでやや大きめのディンプルライズ。

              風が強く、水面が波立つので見にくいです。すると今度は下流側でもライズ、急いで車に戻って支度をして、釣りやすそうな対岸に渡りました。

               

              ロッドは8'3" #4のARTISTトラベラー(旧タイプ)に#4ライン、ウェットも試すつもりで#4にしました。

               

              草の上で姿勢を低くしてライズを待っていると、目の前でライズ。よく見るとヤマメが表層を移動しながらライズしています。

              水面にオオクママダラのダンがたくさん浮いていたので、まずは#16CDCドライ。

              ライズを待ってキャストすると、直前まで浮いてきてUターン。さすがに手強いです。

              上流側でもライズ、これも直前でUターン。

              キャストを止めてライズを観察すると、水面から口が出ていないことがわかって、フローティングニンフにチェンジ。

              以前巻いたオオクママダラのフローティングニンフ。

               

              下流からの強い風でフライが落ちた位置が分からず、おまけに水面の波で見にくい・・

              3〜4回目のキャストで予想したフライの位置で良い感じのライズ、と同時にヤマメが左右に頭を振って口をモグモグ、フライを吐き出しました。慌ててロッドを立てましたが、間に合いませんでした。

              風に煽られるラインに気を取られていたのが失敗です。

               

              続いて上流側のライズは、岸から1mくらいの場所です。

              何回かライズが安定するのを待って、上流1mにキャスト。

              フライを下から突き上げるように突いて、沈んでしまいました。

               

              この後さらに風が強くなってハッチは終了、ライズもなくなったので上流に移動。

              こっちは全然魚の気配がなくて再び下流に。

               

              今度はウェットで釣り下ります。

               

              すると間もなく、プルプルッ!と釣れました。

              10cmにも満たないカワムツです。

               

              瀬にヤマメはいないようなので、車で上流に移動。

              ここも以前来たことがある場所です。

               

              自分の他に3人の釣り人がいたので、もう魚はいないかもしれません。

              ここをドライで釣り上がり、気配ゼロ。

               

              今度はウェットで釣り下って、やっと釣れたのは10cmほどのウグイ。

               

              結局アブラビレは釣れませんでしたが、この景色は最高でした。

               

              開けた川原でラインを伸ばすのは気持ちが良いですね。

              これぐらいの川なら、ウェットもシングルハンドの方が操作が楽だと再認識できたし、ドライで釣り上がってウェットで釣り下る楽しさも分かったような気がします。

              次回は芦ノ湖・・のつもりですが、天候と風次第ですね。

               

              | フライフィッシング・釣り | 00:01 | - | - |
              釣りに行けない休日
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                ー 雨と寒さで ー

                 

                今週も休日の釣行を楽しみにしていたのですが、まさかの寒さと雨。

                さすがにこれでは行く気にならないので、半日だけ仕事をして、気になっていたこれを直しました。

                今年組み立てたスイッチロッドの袋、底に穴が開いていました。

                 

                とりあえず塞いでおきます。

                 

                一番簡単な方法、2重に折り返して縫うだけです。

                 

                ミシンに付いていたグリーンの糸で適当に縫いました。

                小一時間で完成。これでロッドが落ちることはありません。

                 

                この袋はブランクについていた簡単なもの、そのうちちゃんとしたものを縫うつもりです。

                それまで、これで我慢ですね。

                 

                | フライフィッシング・釣り | 00:03 | - | - |
                以前と違う印象
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                  ー 予想以上でした ー

                   

                  先日紹介したロブノール LCTをストマック採取に使ってみました。

                  7'6" #4は養沢にはちょうど良いスペックです。

                  リールはフェザーウェイト、ラインは3Mエアセル#4です。

                   

                  ソリッドティップの効果か、ループが狭く、とにかくキャスティングが楽、十数年前に使ったときよりずっと使いやすいと感じました。

                  ピンポイントのコントロールやキャストフィールはスムースと良い勝負で、ロブノールの方がループにトルクがあり、ターン能力も優れていると感じました。

                  スムースが苦手な大きいフライでも問題なく使えそうだし、キャスティングに力がいらないのも良いですね。

                  ただし、この日使ったエアセル#4は細めでやや硬めなため、ラインスピードが上がりすぎる傾向がありました。柔らかいCortlandのSILKの方が合っていたかもしれません。

                   

                  繊細緻密なスムースは養沢でのストマック採取用、ちょっと荒削りなロブノールは一般河川でヤマメやイワナ、こんな使い分けをしばらく楽しめそうです。

                  ただしその前に、重いケースを何とかしないと・・

                   

                  ※ロブノールLCTは生産本数が少ないので、ネットオークションでも見かけることはありません。でも、もし見つけたら、ちょっと気にしてみてください。

                   

                  | タックル&ツール | 00:02 | - | - |
                  4月8日のストマック解説
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                    ー 場所とフライによる内容物 ー

                     

                    8日に採取したストマックの内容物は、釣れた場所と使ったフライによって傾向が出ました。

                    面白いので紹介します。

                     

                    まずストマック情報に掲載したヤマメ1。

                    浅い瀬で#16のCDCガガンボパターン(クレイン)で釣りました。

                    釣れたフライのサイズと食べているものの大きさが近いです。

                    オナシカワゲラ・アダルトが複数食べられているので、フライはサイズも色もこれに似ていたと推測できます。

                    オナシカワゲラは水際の石に上って羽化しますが、羽化直後はしばらく翅を広げてじっとしています。このときに風であおられて水面に落ちることが多く、翅を広げた状態で流されて餌になる可能性が高いです。

                     

                    次はその上流の瀬で釣れたヤマメ2。これも掲載しました。

                    フライは同じく#16CDCガガンボ(クレイン)です。

                    真ん中上の細長いのは、おそらくタニガワカゲロウのニンフで、2匹が連なっています。ウイングケースが盛り上がっているので羽化直前でしょうか。タニガワは、水中の石にしがみついて羽化し、ダンの状態でそのまま浮上し、水面に突然現れます。つまり、フローティングニンフ状態にはならないので、流されたニンフが食べられたと考えた方がよさそうです。

                    この内容物で珍しいのは一番下の右側、ガガンボのピューパかイマージャー(水中で脱皮したアダルトが浮上途中)と思われるもので、水中の巣ごと食べられたものか、浮上しようと顔を出したところを食べられたものかわかりませんが、焦げ茶の米粒状のものは巣の残骸なので、巣ごと食べられたのかもしれません。左側の黄色いのもガガンボのピューパです。

                    このサンプルで目立つ下左側のニンフはヒラタカゲロウ類で、ヤマメにもニジマスにもよく食べられているのでこのサンプルではあまり重要ではありません。

                     

                    次は掲載しなかったニジマス1です。これも瀬で釣りました。

                    フライは#18CDCカディス、#16CDCガガンボでUターンしたからです。

                    この時期に瀬に出ているニジマスは、放流されて時間が経っているものが多いので、それなりに虫を食べていました。

                    目立つのは藻ですが、虫と間違えたというより、藻の中にいる虫を食べたついでに食べてしまったと理解した方がよさそうです。

                    なぜなら、真ん中より少し上にある1cmほどの小判状の物体が、おそらくガガンボの巣だからです。水中の石に白く転々と付いているアレですね。

                    それと、右上にある数匹の塊、これはタニガワカゲロウのニンフです。水中の石に張り付いているタニガワが数匹食べられているということは、流れてくるのを待って食べたというより積極的に石の表面で食べたのかもしれません。養沢では、ヤマメよりニジマスの方が中層から下層のものを多く食べる傾向があります。

                     

                    次は神谷橋のプールで釣ったヤマメ3、掲載したものです。

                    水面から口だけ出してすすり込むようなライズ(シッピングライズ=ディンプルライズより小さなライズ)に対して、#26のフローティングピューパで釣りました。

                    ユスリカ・ピューパとアダルトがメインで他のものも極小です。

                    最初は#22のドライを無視され、徐々にフライを小さくしてやっとくわえたということは、魚自身が小さなものを選んで食べていたことになります。こういう魚を狙って釣るときは、魚が食べたいものにフライを合わせることが大事です。

                     

                    次は掲載しなかったヤマメです。3の後なので3-2としましょう。

                    これはちょっと面白い釣り方をしました。

                    このプールでは、同じようなポイントにいるヤマメでも魚によってライズフォームが違ったので、ちょっとした実験です。

                    フライは#18CDCカディス、シビアなライズに対しては恥ずかしいほどポッカリ浮きますが、このフライをヤマメがいる付近に「落としてはピックアップ」を繰り返しました。フライが落ちて1秒も置かずにピックアップしてまた落とす、ポテッ!ポテッ!という感じです。(見たら笑っちゃいますけど・・)

                    しばらくして、フライが落ちた瞬間にくわえたヤマメの内容物がこれです。

                    同じプールのヤマメでも、食べているものが全然違いますね。

                     

                    次も未掲載のヤマメなので3-3としましょう。

                    これはプールの上流、流れ込みの瀬で釣りました。

                    フライは#16CDCカディスです。

                    特徴的なのは、ヤマメのくせに藻を食べていることです。

                    中層を泳いでいて、時々水面に上がってライズをしていたので、速い流れの中でも見やすい#16CDCカディスにチェンジしました。

                    中央の黒っぽいのはオナシカワゲラのアダルトで、食べられてあまり時間が経っていない様子、CDCカディスはオナシカワゲラとマッチしたと言えます。

                    3ミリほどのユスリカ・ピューパも食べていますが、早い瀬で極小のピューパを食べるのは困難と思われるので、プール内で移動していたのかもしれません。

                     

                    次は掲載したヤマメ4。

                    これもフローティングピューパ(たぶん#24)、水面にぺたっと乗るタイプで釣ました。(釣ったのではなく釣ました)

                    この魚は水面から口を出すだけでなく、時々飛びつくようなライズもしていました。きっとユスリカ・・と予想したら、やっぱりユスリカ・アダルトでした。

                    実はこの魚、フライに出たのになぜか背中に掛かってきました。すごい引きと、魚が向こうを向いて尻尾で水を弾く様子に、同行者は爆笑!

                    フライに出たのは間違いないので、くわえ損なったのか、くわえるのを止めたのかした後に背中に掛かったようです。でも、そのおかげでこのストマックを見ることができました。

                     

                    こうして比較してみると面白いですね。

                    使ったフライとストマックの関係は、大きく分けて2つのパターンでした。

                    一つ目は、魚が食べていそうなものにフライを合わせて釣ったケースです。

                    この日の中では、シッピングライズしている魚に極小フライでアプローチしたヤマメ3、それとヤマメ3-3も食べているものを予測した結果です。

                    二つ目は、フライに近いサイズの餌を食べていた魚が釣れたパターンです。(一つ目より狙って釣った感が少ない?)

                    パイロットフライ的に結んだフライで釣れたのがヤマメ1、ヤマメ2で、瀬でも見やすい#16を使った結果、ストマックからフライに近い大きさの虫が出てきました。

                    ヤマメ3-2もそうですね。#18のフライをポテッ!ポテッ!と落とし続けても極小ユスリカにご執心のヤマメは釣れず、フライに近い虫を食べている魚だけが釣れました。

                     

                    まるで養沢での釣り方のお手本みたいでしょう。

                    1、釣るフライを決めて、そのフライで釣れる魚だけを釣って次々にポイントを移動していく方法。

                    2、魚が食べているものを予測して、フライを次々にチェンジしてあまりポイントを移動しない方法。

                    3、1と2のミックス。

                    何を釣るか、どこを釣るかを考えて整理すれば、養沢でのアプローチがしやすくなるかもしれませんね。

                     

                    | ストマック日記 | 00:07 | - | - |
                    土曜日の養沢
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                      ー 瀬のヤマメを釣る ー

                       

                      昨日の土曜日、朝雨が降っていたので養沢は空いてるはずと、急遽行ってきました。

                       

                      12時前に事務所に到着、写真を撮ってから海入道にオープンしたパスタとスイーツの店(とと)に寄りました。

                      養沢センターの隣にあります。

                       

                      木の香りが漂う素敵な店内です。

                      この店は、昨年まで釣り場スタッフだった女性が経営していて、ケーキも本格的です。

                      (定休日は月・火?だと思いますが、時々ズル休みもあります)

                       

                      ここでパスタを食べてから上流に向かいました。

                      午後1時半、空いていた神谷橋の駐車場に車を止め川を見渡すと、さすが土曜日、それらしいポイントはすべて釣り人がいて、仕方なく下流の瀬を釣ってみることにしました。

                      まだ瀬を釣る雰囲気ではないのか、平和橋上のプールから神谷橋の間は誰もいません。でも事務所の水温計は12℃もあって、もうヤマメが瀬に出ているはずです。

                       

                      川に下りてすぐ、2〜3キャスト目でいきなり釣れました。

                      ヤマメです。

                      ,

                      フライは#16のCDCクレイン。

                      やや小ぶりでも、養沢生まれより大きい放流ヤマメです。

                       

                      釣れたのは誰も狙わないようなこんなスポット、左岸側の岩の脇です。

                      ヤマメは20cmに満たない浅い場所でも隠れる岩があればそこに付いているので、岩ギリギリを流すのが効果的です。

                       

                      次は少し上流。

                       

                      岩の脇で1匹掛け損なって、その上流にいたヤマメをキャッチ。

                      これも#16CDCクレイン。

                       

                      さらにこの上流で、20cmほどの浅瀬にいたヤマメをフッキングして途中でバラシ。

                       

                      そのすぐ上でニジマスをキャッチ。

                       

                      結局この区間だけで4匹掛けて(内ヤマメ3)3匹キャッチ、あと1匹キャッチできれば瀬だけでストマックが完結したのに、残念です。

                      この後、神谷橋のプールでヤマメ4匹を追加、ストマックのノルマは無事達成できました。

                       

                      瀬に出ている魚は食い気があって、ピンスポットにフライを落とせれば、#16くらいでもガップリ食ってきます。

                      フライを食い損なうと驚いて隠れてしまうので、なるべく一発でフッキングすることと、ドラグを避けるためにも魚からどれぐらい上流にフライを落とすか冷静に判断することも大事です。

                      それと、浅いからといって近づきすぎないこと、多少離れていても間違っても水に入らないことですね。

                       

                      ※瀬で釣ったヤマメとプールで釣ったヤマメのストマックは対照的でした。

                      近日中にアップします。

                       

                      | ストマック日記 | 00:09 | - | - |
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